カーテンを洗濯したいと思っても、「洗ったあと、どう干せばいいの?」「フックは外すの?」「洗濯機で洗って大丈夫?」と迷ってしまうことがありますよね。
カーテンは大きくて扱いにくいので、初めて洗うときは少し不安になりやすいものです。けれど、洗う前に確認するポイントを押さえておけば、自宅でも無理なくお手入れできる場合があります。
この記事では、カーテンの洗濯と干し方を、初心者の方にもわかりやすく整理します。洗濯表示の見方、フックやネットの扱い、洗濯機コース、洗剤・柔軟剤の注意点、干すときのポイントまで順番に確認していきましょう。
結論からいうと、カーテンは洗濯表示で自宅洗いできることを確認できれば、洗濯機で洗える場合があります。洗う前にはフックを外し、できれば洗濯ネットに入れ、やさしいコースで洗うと生地を傷めにくくなります。
干すときは、カーテンレールに戻して形を整えながら乾かす方法と、物干しにかけて干す方法があります。ただし、濡れたカーテンは思っている以上に重くなることがあるため、レールへの負担や床濡れには注意しましょう。
| 確認すること | 目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 洗濯表示 | 家庭洗濯できる表示があるか確認 | 洗えない表示の場合は無理に洗わない |
| フック | 基本は外してから洗う | 生地や洗濯槽を傷めにくくするため |
| 洗濯ネット | 使うと安心 | ネットなしの場合は生地が傷みやすいことがある |
| 洗濯機コース | 手洗いコース・ドライコースなどやさしいコース | 強い洗い方や長い脱水は避けた方が安心 |
| 干し方 | カーテンレールに戻す、または物干しにかける | 濡れたカーテンは重いため、レールや床まわりに注意 |
| 乾燥機 | 基本は自然乾燥が安心 | 縮みや傷みにつながる場合がある |
カーテンの洗濯と干し方は?まず結論を確認
カーテンの洗濯で最初に大切なのは、「洗えるかどうか」と「どう干すか」を先に確認しておくことです。
カーテンは衣類と違ってサイズが大きく、濡れると重くなります。洗濯してから干す場所に困ると大変なので、洗う前に干し方までイメージしておくと安心です。
洗濯表示で洗えるカーテンか確認する
まず確認したいのが、カーテンについている洗濯表示です。洗濯表示には、家庭で洗えるか、手洗いがよいか、洗濯機で洗えるかなどの目安が書かれています。
洗濯表示で家庭洗濯ができることを確認できれば、自宅で洗える可能性があります。反対に、家庭洗濯不可の表示がある場合は、無理に洗濯機へ入れない方が安心です。
特に、厚手のカーテン、裏地付きのカーテン、遮光や防炎などの加工があるカーテンは、素材や加工によって扱いが変わる場合があります。迷ったときは、洗濯表示や商品の案内を確認してから判断するようにしましょう。
干し方はカーテンレールに戻す方法と物干しにかける方法がある
カーテンの干し方は、大きく分けると「カーテンレールに戻して干す方法」と「物干しにかけて干す方法」があります。
カーテンレールに戻して干す方法は、カーテンの形を整えやすく、シワを伸ばしながら乾かしやすいのが特徴です。ただし、濡れたカーテンは重くなるため、レールに負担がかかりそうな場合は無理をしないようにしましょう。
物干しにかけて干す方法は、厚手のカーテンや重さが気になるカーテンに向いています。広げて干せる場所がある場合は、風通しをよくして乾かしやすくなります。
カーテンを洗濯する前に確認したいこと

カーテンを洗う前の準備をていねいにしておくと、洗濯中の傷みや洗い直しを防ぎやすくなります。
ここでは、洗濯表示、素材、フック、洗濯ネットの4つを中心に確認していきましょう。
洗濯表示と素材を確認する
カーテンを洗う前には、必ず洗濯表示と素材を確認します。家庭で洗える表示があるか、漂白剤や乾燥機が使えるか、アイロンが必要かなどを見ておくと安心です。
素材によっては、水洗いで縮みやすいものや、風合いが変わりやすいものもあります。見た目だけでは判断しにくいので、表示を確認することが大切です。
また、長く使っているカーテンは、生地が弱っていることもあります。生地が薄くなっている、破れそうな部分がある、縫い目がほつれている場合は、洗濯機で強く洗うと傷みが広がる可能性があります。
フックは外してから洗う
カーテンを洗うときは、基本的にフックを外してから洗うのがおすすめです。
フックをつけたまま洗うと、生地に引っかかったり、洗濯槽に当たったりすることがあります。小さなことに見えますが、カーテンの傷みや洗濯機への負担を減らすためにも、洗う前に外しておくと安心です。
外したフックはなくしやすいので、小さな袋や容器にまとめておくと、洗濯後に戻すときに慌てずにすみます。
洗濯ネットに入れると生地を守りやすい
カーテンは大きな布なので、そのまま洗濯機に入れると絡まったり、強くこすれたりすることがあります。洗濯ネットに入れると、生地を守りながら洗いやすくなります。
ネットに入れるときは、カーテンをぐしゃぐしゃに押し込むのではなく、屏風だたみのようにざっくり折りたたむと扱いやすいです。
大きなカーテンでネットに入らない場合は、無理に詰め込まないようにしましょう。洗濯機に入りきらないサイズのものは、家庭で洗うよりも別の方法を検討した方が安心な場合があります。
カーテンを洗濯機で洗うときの基本手順
洗濯表示で家庭洗濯できることを確認したら、洗濯機で洗う準備をしていきます。
カーテンは大きいので、衣類と同じ感覚で洗うよりも、少しやさしく扱うことを意識すると安心です。
ホコリを落としてからたたむ
カーテンには、思っている以上にホコリがついていることがあります。洗濯機に入れる前に、軽くはたいたり、掃除機で表面のホコリを吸ったりしておくと、汚れを落としやすくなります。
特に、長い間洗っていないカーテンは、上部やすそのあたりにホコリがたまりやすいです。室内で強くはたくとホコリが舞いやすいので、できれば窓を開けたり、ベランダや外で軽く払ったりするとよいでしょう。
ホコリを落としたら、カーテンを折りたたんで洗濯ネットに入れます。大きく丸めるよりも、折りたたんだ方が洗濯機の中で偏りにくくなります。
洗濯機コースはやさしいコースを選ぶ
カーテンを洗濯機で洗う場合は、標準コースよりも、手洗いコースやドライコースなどのやさしいコースを選ぶと安心です。
コース名は洗濯機のメーカーや機種によって異なりますが、「弱水流」「おしゃれ着」「手洗い」など、生地への負担が少なそうなコースを選ぶのが目安になります。
ただし、洗濯表示で指定がある場合は、その表示を優先してください。表示と洗濯機のコース名が一致しないときは、洗濯機の取扱説明書も確認しておくと安心です。
洗剤と柔軟剤は素材に合わせて使う
カーテンの洗濯では、洗剤選びも大切です。一般的には、衣類用の中性洗剤やおしゃれ着用洗剤など、生地にやさしいタイプを選ぶと使いやすいです。
強い洗剤を使うと、素材や色によっては風合いが変わることがあります。特に、色柄のあるカーテンや加工のあるカーテンは、洗濯表示や商品の案内を確認してから使いましょう。
柔軟剤については、使える場合もありますが、素材や加工によっては向かないことがあります。香りをつけたい、ふんわり仕上げたいと思っても、まずは表示を確認し、不安な場合は使わない選択も安心です。
脱水は短めにするとシワを抑えやすい
カーテンは脱水を長くかけると、シワが強く残ることがあります。洗濯機で脱水する場合は、短めを意識すると仕上がりが整いやすくなります。
脱水時間の目安はカーテンの素材や厚みによって変わりますが、しっかり絞り切るよりも、軽く水気を切って干すイメージです。
洗濯が終わったら、できるだけ早めに取り出しましょう。洗濯機の中に長く入れたままにすると、シワやにおいの原因になることがあります。
カーテンの干し方と乾かすときの注意点

カーテンの洗濯で特に迷いやすいのが、洗ったあとの干し方です。
カーテンは大きく、濡れると重さも出るため、干す場所や干し方を先に決めておくと安心です。
| 干し方 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| カーテンレールに戻して干す | 軽めのカーテン、形を整えながら乾かしたいとき | 濡れたカーテンは重いため、レールや床濡れに注意する |
| 物干しにかけて干す | 厚手のカーテン、レールへの負担が気になるとき | 折りジワがつきにくいように広げて干す |
| 乾燥機を使う | 基本的には避けた方が安心 | 縮みや生地の傷みにつながる場合がある |
カーテンレールに戻して干す方法
カーテンレールに戻して干す方法は、カーテンの重みで自然にシワが伸びやすいのがメリットです。洗ったあとにフックを戻し、カーテンレールへかけて、形を整えながら乾かします。
この方法を選ぶときは、カーテンから水が落ちない程度に脱水しておくと安心です。床が濡れそうな場合は、下にタオルを敷くなどしておくと、床まわりを守りやすくなります。
ただし、厚手のカーテンや水を含んで重くなったカーテンは、レールに負担がかかる場合があります。レールが弱そうな場合や、重さが気になる場合は無理に戻さないようにしましょう。
物干しにかけて干す方法
物干しにかけて干す方法は、カーテンレールへの負担が気になるときに向いています。厚手のカーテンや大きめのカーテンは、物干しを使う方が安心な場合があります。
干すときは、できるだけ広げて風が通るようにしましょう。折りたたんだままだと乾きにくく、シワも残りやすくなります。
外に干す場合は、直射日光で色あせが気になるカーテンもあります。素材や色によっては、風通しのよい日陰や室内干しの方が安心です。
乾燥機は避けた方が安心な場合が多い
カーテンは、乾燥機にかけると縮みやシワ、生地の傷みにつながる場合があります。洗濯表示で乾燥機が使えると確認できる場合を除き、基本的には自然乾燥を選ぶ方が安心です。
特に、遮光や防炎などの加工があるカーテン、裏地付きのカーテン、デリケートな素材のカーテンは、熱によって風合いが変わる可能性があります。
乾かす時間を短くしたい場合でも、無理に乾燥機へ入れるのではなく、風通しをよくしたり、間隔をあけて干したりする方が安心です。
濡れたカーテンの重さと床まわりに注意する
カーテンは乾いているときよりも、濡れたときの方がずっしり重く感じることがあります。特に厚手のカーテンは、洗濯機から取り出すときや干すときに扱いにくい場合があります。
高い位置のカーテンレールに戻すときは、足元を安定させて、無理のない姿勢で行いましょう。踏み台を使う場合も、ぐらつきがないか確認してから作業すると安心です。
また、床に水が落ちるとすべりやすくなることがあります。小さなお子さんやペットがいる家庭では、床まわりにも気を配っておくと安心です。
洗濯しない方がよいカーテンの見分け方
カーテンの中には、自宅で洗わない方がよいものもあります。無理に洗うと、生地の縮みや傷み、機能の変化につながる場合があるため、洗う前の判断が大切です。
洗濯表示で家庭洗濯不可になっている場合
洗濯表示で家庭洗濯ができない表示になっている場合は、洗濯機で洗わない方が安心です。
「少しだけなら大丈夫かも」と思っても、水洗いによって縮んだり、風合いが変わったりする可能性があります。お気に入りのカーテンや高価なカーテンほど、無理をしない判断が大切です。
家庭洗濯できない表示の場合は、クリーニング店に相談する、メーカーや販売店の案内を確認するなど、別の方法を検討しましょう。
防炎・遮光など特殊加工がある場合
防炎や遮光などの機能があるカーテンは、通常の布カーテンよりも確認が必要です。洗濯によって機能や風合いに影響が出る場合があるため、洗濯表示や商品の案内を必ず確認しましょう。
特に防炎カーテンは、洗い方によって機能に影響する可能性があります。「洗えそうだから」と自己判断で進めるより、表示やメーカー情報を見てから判断する方が安心です。
防火という言葉で探している場合も、実際の商品表示では防炎と書かれていることがあります。言葉が似ていても意味や扱いが異なる場合があるため、商品の表示に合わせて確認しましょう。
生地が傷んでいる場合や不安がある場合
長く使っているカーテンは、生地が薄くなっていたり、縫い目が弱くなっていたりすることがあります。洗濯機で回すことで、傷みが広がる可能性もあります。
生地を軽く引っ張ったときに不安を感じる、すでに破れかけている、すそがほつれている場合は、無理に洗濯機で洗わない方が安心です。
判断に迷う場合は、家庭で洗う前にクリーニング店やメーカー情報を確認しておきましょう。自分でできる範囲と、無理をしない範囲を分けることも大切です。
初めてカーテンを洗う人が迷いやすいポイント
カーテンを洗濯したことがないと、細かいところで迷いやすいです。ここでは、特に質問が出やすいポイントをやさしく整理します。
ネットなしで洗ってもよい?
洗濯ネットなしで洗える場合もありますが、生地を守ることを考えると、ネットを使う方が安心です。
カーテンは洗濯機の中で大きく動くため、ほかの部分とこすれたり、絡まったりすることがあります。ネットに入れることで、こうした負担をやわらげやすくなります。
ただし、カーテンが大きすぎてネットに入らない場合は、無理に押し込まないようにしましょう。ネットの中でぎゅうぎゅうになると、汚れが落ちにくくなったり、シワが強く出たりすることがあります。
柔軟剤は使ってもよい?
柔軟剤は使える場合もありますが、カーテンの素材や加工によっては向かないことがあります。
香りをつけたい、ふんわりさせたいという気持ちがあっても、まずは洗濯表示や商品の案内を確認しましょう。特に、機能性のあるカーテンは、柔軟剤の使用が合わない場合もあります。
迷う場合は、柔軟剤を使わずに洗う選択もあります。カーテンは肌に直接触れる衣類とは違うため、無理に柔軟剤を使わなくてもお手入れはできます。
カーテンを洗濯したことがない場合は何から始める?
初めてカーテンを洗う場合は、いきなり洗濯機に入れるのではなく、次の順番で確認すると安心です。
- 洗濯表示を確認する
- 素材や特殊加工の有無を見る
- フックを外す
- ホコリを軽く落とす
- 洗濯ネットに入るか確認する
- 干す場所を先に決めておく
この順番で確認すると、「洗ってから干す場所がない」「フックを外し忘れた」「洗濯機に入りきらない」といった困りごとを減らしやすくなります。
初めての場合は、厚手の大きなカーテンからではなく、扱いやすいサイズのカーテンから確認してみるのもよいでしょう。
カーテンを外したタイミングで窓まわりの汚れも気になる場合は、サッシや窓まわりの掃除方法もあわせて確認しておくと、部屋全体がすっきりしやすくなります。
よくある質問
カーテンはどのくらいの頻度で洗濯するのがよいですか?
カーテンの洗濯頻度は、部屋の環境や汚れ方によって変わります。ホコリやにおいが気になるとき、季節の変わり目、大掃除のタイミングなどに洗濯を検討するとよいでしょう。
キッチンに近い部屋や、窓を開けることが多い部屋のカーテンは、汚れやにおいがつきやすい場合があります。見た目の汚れだけでなく、においやホコリのたまり方も目安にすると判断しやすいです。
カーテンを洗濯ネットなしで洗ってもよいですか?
洗濯ネットなしで洗える場合もありますが、生地の傷みや絡まりを防ぐためには、洗濯ネットを使う方が安心です。
大きくてネットに入らない場合は、無理に詰め込まず、カーテンのサイズや洗濯機の容量を確認しましょう。無理に洗うと、汚れ落ちが悪くなったり、洗濯機に負担がかかったりする場合があります。
カーテンの洗濯に柔軟剤は使ってもよいですか?
柔軟剤は使える場合もありますが、素材や加工によっては向かないことがあります。洗濯表示や商品の案内を確認し、不安な場合は使わない選択も安心です。
香りが強い柔軟剤を使うと、部屋に香りが残りやすい場合もあります。香りに敏感な方がいる家庭では、使用量を控えめにするか、使わない方法も検討しましょう。
防炎カーテンは洗濯しても大丈夫ですか?
防炎カーテンは、洗濯によって機能や風合いに影響が出る場合があります。洗えるかどうかは、洗濯表示やメーカーの案内を確認してから判断しましょう。
不安な場合は、無理に自宅で洗わず、クリーニング店やメーカー情報を確認する方が安心です。機能性のあるカーテンほど、自己判断で進めすぎないことが大切です。
カーテンをコインランドリーで洗ってもよいですか?
サイズや素材によっては利用できる場合もありますが、家庭洗濯とは注意点が異なります。洗濯表示や利用する店舗のルールを確認してから判断しましょう。
この記事では自宅で洗う場合の基本を中心に紹介しています。大きなカーテンや厚手のカーテンを洗いたい場合は、洗濯機の容量や乾燥方法も含めて、無理のない方法を選ぶことが大切です。
洗濯後にカーテンがシワになったらどうすればよいですか?
洗濯後のシワが気になる場合は、脱水を短めにし、早めに取り出して形を整えて干すと目立ちにくくなります。
アイロンを使えるかどうかは、洗濯表示で確認しましょう。素材によっては熱に弱い場合もあるため、表示を見ずに高温でアイロンをかけるのは避けた方が安心です。
まとめ
カーテンの洗濯と干し方は、最初に洗濯表示を確認することが大切です。家庭洗濯できる表示があれば、自宅で洗える場合がありますが、素材や加工によって注意点は変わります。
洗う前にはフックを外し、ホコリを落とし、洗濯ネットに入れると生地を守りやすくなります。洗濯機では、手洗いコースやドライコースなどのやさしいコースを選び、脱水は短めにするとシワを抑えやすくなります。
干すときは、カーテンレールに戻して干す方法と、物干しにかけて干す方法があります。濡れたカーテンは重くなるため、レールへの負担や床濡れには注意しましょう。
防炎や遮光などの特殊加工があるカーテン、家庭洗濯できない表示のカーテン、生地が傷んでいるカーテンは、無理に洗わない方が安心です。迷ったときは、洗濯表示や商品の案内を確認し、必要に応じてクリーニング店に相談しましょう。
まずは、家のカーテンの洗濯表示を確認するところから始めてみてください。洗えるかどうか、どこに干すかを先に決めておくと、初めてでも落ち着いてお手入れしやすくなります。

