最近、履歴書や命名書、年賀状、作品タイトルなどで「今」の異体字を使いたいという方が増えています。特に上部が「テ」のような形をした「(U+2B746)」という文字は、通常の「今」とは違った印象を与え、見た目からも品格や個性を演出できるため、和風やクラシカルな雰囲気を大切にしたい場面でとても人気です。
とはいえ、「この字ってどうやってスマホで出すの?」「文字化けしない?」「辞書登録はできる?」と疑問に思う方も多いはず。
この記事では、スマホで「(今の異体字)」を簡単に入力する方法を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。コピー&ペーストやユーザー辞書登録、フォントや表示の注意点まで、知っておくと安心な情報をまとめましたので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
「上がテ型の今」を使いたい理由は?
最近、履歴書や命名書、作品タイトルなどで「旧字体の今(上がテ型)」を使いたいという方が増えてきましたよね。
ふだん目にする「今」とは少し違う形をしていて、見た目からも「特別な想い」や「丁寧さ」を感じられるのが魅力です。
この旧字を使うことで、書面全体の雰囲気が引き締まり、落ち着きや上品さ、そして個性を演出できます。
特に日本文化や伝統を大切にする場面では、こうした文字の使い方がとても好まれます。
「この字、どうやって出すんだろう?」「スマホでも使えるのかな?」と疑問に思ってこの記事にたどり着いたあなたに、やさしくわかりやすく解説していきます。
どんなシーンで使う?履歴書・創作・年賀状など
旧字は、日常ではあまり使わないぶん、特別な場面で使うと強い印象を残してくれます。
たとえば、
- 年賀状やお祝いメッセージでの演出に(和風・クラシカルな雰囲気を出したいとき)
- 書道や創作活動、同人誌・ポスターなどのタイトルやキャラクター名に
- 命名書、表札、卒業証書、結婚報告カードなどでの美しい名前の表現に
- 履歴書やビジネス文書で「こだわり」や「丁寧さ」をさりげなくアピールしたいときに
このように、旧字は「ここぞ」というタイミングで使うと、文面全体の印象をぐっと引き立ててくれます。
スマホでも工夫すれば簡単に使えるので、ぜひこのあと紹介する方法で実践してみてくださいね。
「今」の旧字とは?見た目と意味のちがい

「今」の旧字ってどんな字?「テ」に見える文字の正体
「今」の旧字体は、上の部分が「テ」のような形になっているのが特徴です。
この「テ型」のスタイルは、古い書物や筆文字などでよく見られる伝統的な字形で、現代の常用漢字とは明らかに違う印象を与えます。
見た目こそ異なりますが、意味や読み方は現在使われている「今」とまったく同じで、「いま」と読みます。
ただし、デザインとしての違いが大きく、使うだけで特別な雰囲気を表現できることから、あえて旧字を選ぶ方も増えています。
フォントや書体の世界では、こうした旧字は“異体字”と呼ばれ、日本の文字文化の深さを感じさせてくれます。
【画像比較】ふつうの「今」と旧字のちがい
通常の「今」はシンプルな構造をしており、目にする機会も多いため、誰にとっても見慣れた形です。
一方で旧字の「今」は、上部が「テ」のようになっていて、横画が増えたり、角の処理が異なっていたりします。
画像で見比べると、旧字のほうが線が細かく、やや複雑な印象を持たせることがわかります。
こうした細部の違いによって、旧字体はより伝統的で格式ある雰囲気を演出することができ、名前や文書に用いると「こだわり」や「美意識」が伝わりやすくなります。
似て非なる「今」の文字たち
実は、「今」には旧字体や異体字が存在しており、「」といった文字はそれぞれ微妙に形が異なります。
これらはすべて「いま」と読む点では同じですが、上の部分の線の数や横画の長さ、下の部分のバランスなどが違っていて、フォントによっては大きく印象が変わります。
また、それぞれの文字には異なるUnicode(文字コード)が振られているため、使っているスマホやアプリの種類によっては、うまく表示されなかったり、□マーク(文字化け)になってしまうことも。
正しい字を選んだつもりでも、環境によって表示されないことがあるため、後述の方法で表示確認をしながら使うのがおすすめです。
「今」の旧字体の種類とコードの違いをもっと詳しく
「」って何?見た目と文字コードの違い
「」は、「今」という漢字の異体字で、いずれもUnicodeで正式に定義された文字です。
見た目はどれも「今」に似ているのですが、細かい形状が異なります。
たとえば、上部の「テ」にあたる部分の横画の数や配置、下部のバランスなどに違いがあります。
こうした異体字には、それぞれ固有のUnicodeコードポイント(U+2B7A9など)が割り振られており、このコードを使って入力することで、特定の旧字を正確に指定することが可能になります。
しかし、入力できても、スマホやアプリがその文字コードに対応していなければ、文字化けしてしまうこともあるので注意が必要です。
使用する端末やブラウザ、SNS、PDFビューアなどによって表示可否が異なるため、環境ごとに「表示確認」を行うことが大切です。
また、異体字は「変換できるか」よりも「表示されるか」の問題の方が深刻なので、見た目を重視したい場合は後述のコピー&ペースト方法などを活用すると安心です。
異体字セレクタ(IVS)ってなに?わかりやすく解説
異体字セレクタ(IVS: Ideographic Variation Sequence)は、同じ文字の中で複数の見た目(字体)を切り替えるために使われる技術です。
たとえば「今」という漢字に複数のバリエーションがある場合、
IVSを使うことで「この形の“今”を表示してね」とフォントに指示することができます。
IVSをサポートしているフォントであれば、この指定をもとに適切な異体字が表示されます。
逆に、対応していないフォントでは、正しく表示されずに□マークや別の文字になってしまうこともあります。
最近では、日本語組版の世界でもこのIVSが少しずつ普及してきており、
とくに「名前に使われる旧字」など、個人のこだわりが反映される場面で活用されることが増えています。
表示できない原因はフォント?機種?アプリ?
旧字体を入力しても、スマホやパソコン、アプリの画面に表示されないと「えっ、失敗?」と不安になりますよね。
その原因のほとんどは、使用しているフォントやアプリ側がその旧字体(異体字)に対応していないことにあります。
たとえば、SNSやLINEでは特定のフォントしか使えないため、異体字が「□」になってしまうことがあります。
また、PDFに変換したときも、フォントが埋め込まれていなければ別の文字に置き換わってしまうケースも。
こうしたトラブルを防ぐには、
- 表示対応フォントを選ぶ(源ノ明朝、はんなり明朝など)
- PDF変換時は「フォント埋め込み設定」をONにする
- SNSやLINEでは「画像にして送る」ことを検討する
などの対策が有効です。
文字化けを防ぎたい場合は、いったん「旧字体が見えている環境」で確認し、
そのままスクリーンショットにして送る、というのも確実な方法ですよ。
スマホで「今」の旧字を出す3つの方法
1. フォントアプリを使う(Android・iPhone対応)
旧字が含まれるフォントを選べるアプリを使うと、入力も表示もスムーズになります。
代表的なアプリには「UniChar」や「Glyphboard」などがあり、Unicodeで登録された旧字体を簡単に検索・コピーできます。
アプリの中には、お気に入り機能や履歴機能があるものもあり、よく使う旧字体を登録しておけば、再入力もとても簡単。
文字スタイルも確認できるため、見た目を比べながら選べるのも魅力です。
操作もシンプルで、アプリから直接コピーして、メッセージやSNSに貼り付けたり、他のアプリで使ったりすることが可能です。
初心者の方でも感覚的に操作できるデザインになっているものが多いので、安心して使えますよ。
2. 文字コードや異体字セレクタで入力
少し上級者向けになりますが、「U+2B7A9」などのUnicodeコードを指定して文字を入力する方法もあります。
異体字セレクタ(IVS)を併用することで、より正確な旧字体を表示できるのが特徴です。
ただし、スマホで直接コードを打ち込むのは現実的ではないので、ウェブ上で文字コードを検索し、表示された文字をコピーするのが一般的です。
Unicode文字表サイトや変換支援ツールを活用することで、必要な旧字体を見つけることができます。
また、入力したとしてもフォントやアプリによっては表示されないこともあるため、表示確認をしながら使うことが大切です。
3. コピー&辞書登録でいつでも使えるように
一番手軽で、だれでもすぐにできるのがこの方法です。
まずは、この記事や信頼できるサイトから旧字体をコピーして、スマホの「ユーザー辞書」へ登録しましょう。
たとえば「いまきゅう」など、自分が覚えやすい読みを設定しておくと、変換候補に表示されるようになります。
一度登録すれば、毎回コピペする手間もなく、LINEやメール、SNSなどでスムーズに使えます。
さらに、「惠(恵)」「齋(斎)」など他の旧字体も同様に登録しておくと、旧字ライフがぐっと快適になりますよ。
【初心者向け】一番かんたんなのはどれ?
どの方法がよいか迷っている方には、まず「コピー&辞書登録」から始めるのがおすすめです。
アプリのインストールや文字コードの知識がなくても、すぐに使えるのが最大の魅力。
設定も数ステップで完了するので、初めての方でも安心です。
「一度登録しておけば、いつでも呼び出せる」便利さを、ぜひ体験してみてくださいね。
スマホ機種別|文字化け・表示されないときの対処法

Androidで旧字が出ない・表示されないときの対処法
Android端末はメーカーや機種、OSのバージョンによって文字の表示対応状況が異なります。
とくに旧字や異体字のような特殊な文字は、標準の日本語フォントでは対応していない場合が多く、文字化け(□や空白になる)してしまうことがあります。
このような場合は、以下の方法を試してみましょう。
- 端末設定で日本語フォントを変更してみる(可能な場合)
- IME(文字入力アプリ)を「Google日本語入力」や「ATOK」などに切り替える
- 外部フォントを読み込めるアプリを使って文字表示を確認する
- 文字を画像化して表示させる(スクリーンショットや画像生成アプリ)
また、比較的新しい端末では「源ノ明朝」「はんなり明朝」などのフォントが標準で入っている場合もあるため、そうしたフォントを活用することで表示が改善することもあります。
iPhoneで文字化けする原因とその解決策
iPhoneは比較的Unicode対応が進んでいて、iOSの標準フォント「ヒラギノ角ゴ」や「SF Pro」などで旧字が正しく表示されることも多いです。
しかし、すべてのアプリがそのフォントに対応しているわけではありません。たとえば、LINEや一部のSNS、メモアプリなどでは、アプリ内フォントに依存するため、旧字が文字化けするケースがあります。
対策としては、以下の方法が効果的です:
- 表示できない場合は、画像として貼り付けて送信する
- AirDropやiCloudメモ経由で、自分宛に表示確認してから転送する
- iOSの最新バージョンにアップデートしてみる(フォント対応が増えることも)
- 旧字を表示できる他のアプリに一時的にコピーして使う
とくにSNSやビジネス用途では、文字がきちんと表示されるかが信頼感に影響するため、慎重に確認したいポイントです。
LINE・SNS・PDFでの表示崩れに注意
LINEやInstagram、X(旧Twitter)などのSNS、またはPDFなどに文字を貼り付けたときに、文字が「□」や「?」になってしまうことがあります。
これは、表示する側のアプリや閲覧環境に旧字体対応フォントが存在しないために起こる現象です。
こうした場合のおすすめ対策は以下のとおりです:
- 旧字部分を画像として添付する(スクショや画像加工アプリを活用)
- PDF化する際には「フォント埋め込み」を必ずONにする(WordやAdobe Acrobatの設定で対応)
- 重要な文書では、注釈や「ふつうの今」との併記を入れて誤解を避ける
また、フォントが原因で印刷時に文字が消えるケースもあるため、プリントアウトする前にも表示確認を忘れずに。
旧字は美しい反面、技術的な制約がある文字でもあるので、「使える範囲」と「伝わる工夫」の両方を意識して使っていくと安心です。
旧字を使うときのマナーとおすすめの使い方
履歴書・年賀状・書道などでの使用ポイント
旧字は、その場にふさわしいかどうかを考えて使うと、より印象的な効果が期待できます。
たとえば履歴書やビジネス文書では、読みやすさや相手に伝わりやすいことを最優先にする必要があります。
それでも、名前の一部などに旧字を使うことで「丁寧さ」や「教養」を感じさせることができます。
年賀状や招待状などフォーマルな挨拶の場面では、旧字体を取り入れることで格式がぐっと上がります。
さらに、書道作品では古典的な雰囲気を演出でき、作品全体の格調を高める要素にもなります。
大切なのは、“誰に伝えるのか”を意識して、場面に応じて使い分けることです。
旧字でも読みやすく!美しく見せるコツ
旧字は線が多く複雑な形をしているものが多いため、読みにくくなりがちです。
そんなときは、文字同士の間隔をしっかり取る・行間に余裕を持たせるなど、レイアウトに気を配ることでグッと見やすくなります。
また、使うフォントも大切です。源ノ明朝やIPA明朝、はんなり明朝など、旧字体の表示に適したフォントを選ぶことで、より美しく整った印象になります。
さらに、手書きする場合は、筆圧や筆使いによっても印象が変わるので、練習してから丁寧に仕上げると◎。
少しの工夫で、旧字はぐっと読みやすく、相手に優しく伝わる文字になります。
“こだわり”が伝わる使い方とは?
旧字は“全部を旧字にする”よりも、“あえて1文字だけ変える”ことで洗練された印象を与えることができます。
たとえば「今田」という名前の「今」だけを旧字にしたり、挨拶文の最後の1文字に使ったりすることで、「あ、この人はこだわりがあるんだな」と感じてもらえるかもしれません。
また、フォーマルすぎず、遊び心のある表現としてSNSのプロフィールやアイコン名に取り入れる方も増えています。
大切なのは「ただ変わっている」ではなく、「丁寧に選んで使っている」と思ってもらえるようなバランス感覚です。
さりげなく、そして効果的に使うことで、旧字は“あなたらしさ”を伝える素敵なツールになりますよ。
こんな場面で使いたい!「今」の旧字活用アイデア
年賀状や命名書で「特別感」を演出
「今」の一文字を旧字に変えるだけで、年賀状や命名書が一気に特別な印象に変わります。華やかで和のテイストが感じられるため、お正月のご挨拶や出産報告、命名式などの大切な場面でとても映えます。
特に「和モダン」なデザインと組み合わせると、古き良き日本の雰囲気と現代らしさが絶妙にマッチして、受け取った方にも喜ばれやすいです。
創作・書道・同人活動でのアクセントに
キャラクター名の一文字や、作品のタイトルなどに旧字体を使うと、その世界観が一気に深まります。物語の中の古風な舞台背景や伝統文化を感じさせたいとき、書道作品で格式をもたせたいときなど、ちょっとした文字の選び方が大きな印象の差を生みます。
また、表紙やロゴなどにも活用できるため、作品全体の完成度を高めるポイントになりますよ。
SNSの名前やひとこと欄で目をひく工夫
LINEやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSでも、名前やひとこと欄に旧字体を使うことで「おっ」と目を引くアクセントになります。たとえば「今川」→「川」のように一部だけを旧字に変えることで、シンプルなのに個性的な印象に。
フォントが対応していれば、スマホでも問題なく表示されるので、ちょっとした個性演出にぴったりです。友達との会話やフォロワーとのやり取りでも「その字、どうやって出したの?」と話題になりやすく、自己表現の幅が広がります。
よくある質問Q&A|旧字入力で困ったら

Q1:「今」の旧字は正式に使えるの?役所・履歴書など
使用自体には法的な問題はありませんが、役所や企業などの公的機関では「新字体」で記入するように指示されるケースがあります。
たとえば、住民票や戸籍の申請書類などでは、新字体での記載を求められる場合が多く、旧字体だと訂正を求められることも。したがって、用途に応じて「相手に伝わりやすいか」「訂正の必要がないか」を考慮しながら使い分けることが大切です。
Q2:変換できるキーボード・IMEは?アプリの相性は?
Google日本語入力やATOKなどの一般的な日本語入力ソフトでは、旧字体の一部が変換候補に出てこないことが多いため、直接の変換はあまり期待できません。特に異体字や特殊な文字は変換対象外になっている場合が多いです。
そのため、Unicodeを扱えるフォントアプリや文字入力支援ツールを利用する、もしくは信頼できるサイトからのコピペで対応するのが現実的な方法となります。スマホの場合は、ユーザー辞書を活用して一度登録すれば、繰り返し簡単に使えるようになるのも便利なポイントです。
Q3:「恵」や「眞」など他の旧字も同じ方法でOK?
はい、「惠(恵の旧字)」「眞(真の旧字)」「齋(斎の旧字)」など、他の旧字体も同じようにコピー&ペーストや辞書登録によって使うことが可能です。中には複数の異体字バリエーションが存在する文字もあるので、自分が使いたい場面や相手の閲覧環境を考慮しながら選ぶとよいでしょう。
文字化けが心配な場合は、事前にPDF化して表示確認をしたり、画像化して活用するのも一つの手です。ほかの旧字体に関する記事も参考にしながら、安心して取り入れてみてくださいね。
まとめ|「今」の旧字もスマホでかんたんに使える!
この記事のおさらいポイント
- 「今」の旧字体にはである
- 入力方法は「コピー&辞書登録」がいちばん簡単で確実
- フォントや表示環境によっては文字化けすることもあるので要注意
- PDFやSNSでの表示は、画像化などの対策があると安心
一番手軽なのはコピー&単語登録
設定不要、アプリも使わず、すぐに旧字を使いたい方にはぴったりな方法です。
スマホのユーザー辞書に登録しておけば、いつでも変換候補に出てくるようになります。
「いまきゅう」「こん」など、覚えやすい読み方で登録すれば、操作もスムーズ。
LINEやメール、SNSなど、どんな場面でもすぐに旧字を使いこなせるようになりますよ。
特別な場面には、心をこめた「旧字」を
「たった一文字」だからこそ、その選び方であなたの気持ちが相手にしっかり伝わります。
旧字を使うことで、文章がぐっと引き締まり、上品で丁寧な印象を与えることができます。
履歴書や命名書、年賀状や創作作品など、思いを込めたいときにこそ、旧字の魅力が際立ちます。
「いつもと違う」「少し特別」な雰囲気を出したいときに、ぜひ活用してみてくださいね。
