「ピンポーン♪」の音が小さくて気づけなかったり、まったく鳴らない日が続くと、ちょっと不安になりますよね。とくに宅配便や来客が多い時期だと、「また受け取れなかった…」とストレスを感じてしまうことも。
インターホンの音が聞こえないときは、実はほんの小さな設定ミスや生活環境が原因になっていることも多いんです。この記事では、初心者の方でもすぐ試せるチェックポイントから、マンション・戸建て別の対策、専門業者に相談すべきケースまで、やさしく丁寧にまとめました。
今日からできる工夫で、暮らしの安心を取り戻しましょう。
- まず知っておきたい!インターホンの仕組みと音の届き方
- インターホンが聞こえない原因とは?よくあるトラブルを徹底分析
- まずはここをチェック!自分でできる初期トラブル診断リスト
- ケース別の対処法|あなたの症状に合わせて解決!
- 聞こえやすくするための改善策|今日からできる工夫
- 音がまったく聞こえないときの応急処置
- DIYでできるインターホンのメンテナンス
- マンションと戸建て|効果的な対策の違い
- 高齢者・子育て家庭におすすめの聞き逃し防止策
- 修理・交換が必要なケース|見極めポイントを解説
- 最新インターホンへの買い替えも選択肢
- よくある質問(Q&A)でさらに疑問解消
- まとめ|インターホンの音が聞こえないときは原因を絞って対策しよう
まず知っておきたい!インターホンの仕組みと音の届き方

インターホンの種類(有線/無線/モニター付き)
インターホンには、壁の中の配線を使う「有線タイプ」、電波を使ってつながる「無線タイプ」、訪問者の顔が見える「モニター付きタイプ」などがあります。それぞれのタイプには特性があり、音の聞こえ方にも違いが出ます。有線タイプは比較的安定していますが、配線の劣化が原因で音が弱くなることがあります。無線タイプは設置が簡単で便利ですが、電波干渉を受けると聞こえづらくなる場合があります。モニター付きタイプは視覚的に確認できる安心感がありますが、機能が多いぶん故障の原因も多様になります。
また、最近ではスマホと連動できるモデルや、録画機能が付いた高機能タイプも増えており、生活スタイルに合わせてさまざまな選択肢が広がっています。どのタイプを使っているかによって、音が聞こえない原因も変わってくるため、まずは自宅のインターホンの種類を確認することが大切です。
部屋に音が伝わるしくみをやさしく解説
インターホンの音は、親機からスピーカーを通して部屋中に広がりますが、音は直線的に進む性質があるため、間に壁や家具があると遮られてしまうこともあります。また、壁材の違いや部屋の形、天井の高さによっても聞こえ方が変わります。たとえば、リビングでははっきり聞こえても、廊下の先や2階の寝室では小さく感じることがあります。
さらに、カーペットやカーテンなどの柔らかい素材は音を吸収しやすく、静かに感じることも。反対に、フローリングや硬い素材が多い部屋は音が響きやすくなります。家のつくりや家具の配置が、意外とインターホンの聞こえやすさに影響を与えているのです。
マンションと戸建てで異なるポイント
マンションは防音性が高い構造のため、インターホンの音が壁に吸収されやすく、部屋の奥まで届きにくいことがあります。特に鉄筋コンクリート造のマンションでは、構造上、音が伝わりにくい傾向があります。
一方、戸建ての場合は屋外の配線部分が雨風にさらされるため、配線の老朽化や腐食が原因で音が小さくなったり途切れたりすることがあります。室内の配線の緩みや、壁内部での接触不良が起きるケースも。
また、マンションでは共用部の設備トラブルが原因の可能性もあり、戸建てとは異なり管理会社が対応してくれる場合があります。このように、住居タイプによってチェックすべきポイントが大きく変わるため、自分の住環境に合わせて原因を探ることが大切です。
インターホンが聞こえない原因とは?よくあるトラブルを徹底分析

設置場所や間取りが影響しているケース
親機の設置場所が玄関から離れていたり、壁に囲まれた場所にあると、インターホンの音が思ったよりも届きにくくなります。特に、背の高い収納家具や本棚が近くにあると、家具が音を吸収してしまい、音量が30〜40%ほど弱く聞こえることもあります。また、家の間取りが複雑な場合、音が廊下や階段を曲がるたびに減衰するため、2階や奥の部屋にいると「鳴っていたのに気づかなかった」というケースもとても多いです。
さらに、親機が床近くに設置されていると音が広がりにくく、逆に高い位置にある場合は天井に反響して聞き取りづらくなるなど、設置位置だけでも聞こえ方が変化します。季節によって窓の開閉状態が変わるだけでも、音の通り道が変化してしまうことがあります。
配線不良・経年劣化によるトラブル
インターホンは10年を超えると故障リスクがぐっと高くなります。内部のケーブルが劣化すると、最初は「なんとなく音が小さい」という症状から始まり、徐々に「ときどき鳴らない」「完全に音が出ない」と進行することがあります。また、屋外から屋内へ配線が通っている部分が湿気で腐食すると、接触不良を起こしてしまい、押しても反応が遅れたり音が割れたりすることがあります。
マンションの場合、共用部の配線トラブルが原因になっていることも少なくありません。一方、戸建てでは屋外配線が雨・風・直射日光によって劣化しやすく、配線のビニールが破れてショートするケースもあります。長期間メンテナンスしていないお宅ほど、配線劣化の可能性が高くなります。
無線タイプ特有の通信トラブル
無線タイプのインターホンはとても便利ですが、電波干渉の影響を受けやすいという弱点があります。Wi-Fiルーター、Bluetooth機器、電子レンジなど、同じ周波数帯を使う家電が近くにあると、通信が乱れて音が遅れたり途切れたりすることがあります。特に5GHz・2.4GHz帯を使う機器が多い家庭では、知らないうちに電波が混雑してしまい、インターホンの信号がうまく届かなくなることも。
また、壁が厚いマンションや鉄骨住宅では電波が通りにくく、設置場所によっては10m以内でも音が届かないことがあります。さらに、親機と子機の間に冷蔵庫や金属製の家具があるだけで電波が遮られ、音声が乱れるケースもあり、無線タイプ特有の問題としてよく見られます。
生活音・家電ノイズによる干渉
テレビの音や料理中の換気扇など、ちょっとした生活音でインターホンの音が聞こえにくくなることもあります。特にリビングやキッチン周りは、日常的な音が重なりやすく「聞こえた気がしたけど気のせいだった」という状態が起こりやすい場所です。また、掃除機・洗濯機・浴室乾燥などの大型家電は思っている以上に動作音が強く、インターホンの音がその下に埋もれてしまうことがあります。さらに、部屋の反響によって特定の方向にだけ音が逃げてしまう“音の偏り”が起こることもあり、特定の部屋でだけ聞こえづらくなるケースも少なくありません。
生活音だけでなく、電子機器特有のノイズが干渉することもあります。Wi-FiルーターやBluetoothスピーカー、スマート家電の通信音が微弱に重なることで、インターホンのスピーカーが十分な音量で鳴らなくなることも。特に集合住宅では、隣家の家電ノイズが知らないうちに影響しているケースもあります。
子機だけ鳴らない/モニターは映るのに音だけ出ないケース
親機は鳴るのに子機だけ鳴らない場合は、電池切れや子機の故障の可能性が高いです。特にワイヤレス子機は“充電しているつもりで実はきちんと接触していなかった”というケースが非常に多く、気づかないうちに電池が切れている場合もあります。また、子機と親機が離れすぎていたり、間に家電・家具が多いことで通信が安定しないと、呼び出し音が流れないことがあります。
モニターは付くのに音だけ出ないときは、スピーカー部分の接触不良が原因のこともあります。ホコリの蓄積や内部接点の劣化でスピーカーが作動しにくくなることがあり、叩くと一瞬だけ音が出る場合はまさに接触不良のサインです。また、音量設定がモニター側だけ低くなっているケースも多く、意外に「設定の見直し」で改善することもあります。
雨の日・湿度が高い日に聞こえにくい理由
湿気によって接点がうまく働かず、音が弱くなることがあります。特に屋外設置のインターホンは雨風の影響を強く受け、水分が内部に入り込むことで一時的に音が小さくなったり、まったく鳴らなくなったりすることもあります。玄関まわりが湿気やすい家では、雨の日だけ不調になる“天候依存型トラブル”が起こりやすいです。
また、湿度が高い日は金属部分に微細な結露が発生し、電気の通りが悪くなることがあります。長期間湿気にさらされると、内部パーツの腐食が進み故障の原因に。雨の日に不調が出る場合は、屋外子機の設置場所を見直したり、防滴カバーを追加することで改善につながる場合があります。
まずはここをチェック!自分でできる初期トラブル診断リスト

音量設定・ミュートの誤操作確認
意外と多いのが“ミュートになっていた”というケース。音量ボタンを長押しするとミュートになる機種もありますが、気づかないうちに触ってしまって設定が変わっていることもよくあります。また、音量ボタンが側面にあるタイプは、掃除中や荷物が当たった拍子に音が小さくなっていることも。特に小さなお子さまがいる家庭では、知らないうちにボタンを押してしまうこともあるため、まずは音量設定をしっかり確認してみてください。設定画面の中に「チャイム音量」「呼び出し音量」など複数の音量設定があるモデルもあるため、それぞれの項目を確認するとより安心です。
電池切れ・子機の充電不足
ワイヤレス子機は、バッテリー切れに気づかないことが多く、特に“充電スタンドに置いたつもりで実は接触していなかった”というパターンが非常に多いです。子機の充電端子にホコリがたまっていたり、スタンド自体がぐらついていると、うまく充電できていないこともあります。
また、バッテリーが寿命を迎えると、充電してもすぐに切れてしまうため、「充電しているのにすぐ電源が落ちる」「子機だけ鳴らない」という症状が出ることも。バッテリー寿命は一般的に2〜3年と言われているので、長期間使っている場合は交換の検討もおすすめです。
配線の抜け・ゆるみ・接触不良
壁に付いている親機の裏側の配線がゆるんでいる場合、音が正常に鳴りません。配線が半端に抜けていると、画面は映るのに音だけ鳴らない、ボタンを押しても反応が遅い、音が割れるなどの症状が出ることがあります。また、長年使っているとネジが緩んで配線が動きやすくなり、気温や湿度の変化によって接触不良が起きることもあります。
さらに、配線周りにホコリがたまると静電気が発生しやすくなり、それが誤作動の原因になる場合も。配線の緩みは自分では確認しにくい位置にあるため、異常が続く場合は専門業者へ点検を依頼すると安心です。
壁に付いている親機の裏側の配線がゆるんでいる場合、音が正常に鳴りません。
リセット・再起動で直ることも
親機の電源を一度抜いて再接続すると、調子が戻ることがあります。とくに長時間電源を入れっぱなしにしていると、内部のシステムが一時的に不安定になったり、軽いフリーズ状態に陥ることがあります。そんなときは、電源プラグを抜いて10〜20秒ほど置いてから再度差し込むと、内部の回路がリフレッシュされて正常に動作し始めることが多いです。
また、ブレーカーを落として家全体の電気を一度リセットする方法も有効な場合があります。ただし、頻繁に再起動しないと動かない場合は、機器の寿命や内部故障が進んでいるサインなので、早めの点検がおすすめです。
メーカー別(パナソニック/アイホン)簡易トラブル診断
メーカーによって対応方法が違う場合があります。取扱説明書の「よくある質問」のページも役立ちます。パナソニック製の機種は設定メニューが細かく、音量やチャイム音の種類が複数に分かれていることが多いため、一つずつ確認すると解決する場合があります。
アイホン製は、比較的シンプルで故障診断もしやすいのが特徴ですが、古いモデルでは音量調整つまみが本体側面に隠れていることも。メーカー公式サイトには「症状別の対処法」が掲載されていることも多く、型番を検索すればより具体的な解決方法を見つけられます。
ケース別の対処法|あなたの症状に合わせて解決!

玄関のインターホンは鳴るのに子機が鳴らない
子機の電池、登録設定、通信距離を確認しましょう。この症状はとてもよくあるトラブルで、特にワイヤレス子機を使っているお家では、ちょっとした環境の変化でも影響を受けやすくなります。例えば、家具の配置替えや家電の追加によって通信距離が実質的に短くなったり、途中に置かれた金属製ラック・冷蔵庫が電波を遮断してしまうことも。
また、子機の再登録が必要なケースも多く、親機と子機の通信設定をやり直すだけで改善する場合もあります。電池に関しても、完全に切れていなくても“パワー不足”で動作が不安定になることがあるため、交換を試してみるだけでも改善することがあります。
モニターは映るのに音が出ない
スピーカーの故障や音量設定が原因のことが多いです。ただし、音が出ないとひとことで言っても、原因は多岐にわたります。例えば、スピーカー部分がホコリで塞がってしまっている場合や、内部の部品が経年劣化で弱っている可能性もあります。
また、モニターの音声設定が「最低音量」に切り替わっていることも意外と多く、設定画面を開いて確認するだけで直ることもあります。さらに、モニターのケーブルがわずかに緩んでいると映像だけ映って音声が出ない現象が起きるため、見た目では気付きにくい接触不良も疑う必要があります。長期間使っている場合は、スピーカー内部の部品交換が必要なケースもあります。
マンションでほぼ聞こえないときの対策
共用部側の設備不良の可能性もあるため、管理会社に相談するのがベストです。マンションは構造上、部屋によって音が伝わりにくくなることが多く、個人の工夫だけでは改善しないケースも少なくありません。特に、玄関子機や共用配線部分に問題がある場合、住戸内の親機だけでは判断ができないため、管理会社や管理組合へ問い合わせるのが確実です。
また、マンションでは周囲の部屋との電波干渉が起きやすいため、無線タイプのインターホンを使用している場合は通信チャンネルの変更が有効なことも。さらに、構造による遮音性の高さが影響している場合は、設置位置の見直しや増設チャイムの利用など、室内でできる工夫を組み合わせると改善効果が高まります。
2階や寝室など「遠い部屋」だけ聞こえない
増設チャイムやワイヤレス子機の追加が有効です。ただし、単に「遠いから聞こえない」というだけでなく、家の構造や壁材によって音の伝わり方が大きく変わることがあります。たとえば、階段を挟んだ場所や、ドアを何枚も通過する位置にいると、音が弱まりやすくなります。
また、家具や家電の配置によって電波が遮られる場合もあり、特に鉄製ラックや大型家電(冷蔵庫・洗濯機など)が間にあるだけで、ワイヤレス子機の通信が不安定になることも珍しくありません。
増設チャイムを使う場合は、置き場所を工夫することで聞こえやすさが大きく変わります。階段の途中や廊下の中央など、音が広がりやすい“中継ポイント”に設置するのが効果的です。また、寝室のように静かな場所では小さな音でも十分聞こえるため、小音量タイプのチャイムでも役立ちます。ワイヤレス子機を追加する際は、通信距離の目安や対応周波数を確認し、できれば同じメーカーの純正品を選ぶと安定しやすくなります。
引っ越し直後から聞こえない場合
前の住人が設定変更している可能性もあります。とくに賃貸物件では、前の入居者が子機の登録解除をしていなかったり、音量設定を最小にしていたまま退去しているケースが意外と多くあります。また、住み替えのタイミングで電気工事が行われている場合、工事中に配線が抜けかけてしまっていることもあります。まずは一度リセットして初期設定に戻し、音量やチャイム音、子機登録などを最初から見直してみましょう。
さらに、引っ越し直後は家具や家電の配置が整っていないため、電波環境が不安定になりやすい時期でもあります。Wi-Fiルーターや大型家電の位置を移動するだけで、インターホンの聞こえやすさが改善する場合もあります。初期設定リセット+環境の見直しで、ほとんどのケースは改善するため、落ち着いて一つずつ確認してみてください。
聞こえやすくするための改善策|今日からできる工夫

設置場所を見直すだけで改善することも
親機の場所を少し動かすだけで聞こえ方が変わることがあります。特に、親機が壁際の低い位置や、家具の影になるような場所にあると、音が広がりにくくなることが知られています。ほんの数十センチ移動するだけで、音の伝わる方向が大きく変わり、「今まで気づかなかった小さなチャイム音がはっきり聞こえるようになった」というケースも珍しくありません。
また、親機の周囲に物が多いと音が吸収されてしまうため、親機の近くを少し片付けたり、壁から浮かせて設置するだけでも改善につながることがあります。さらに、天井の角や廊下の真ん中など“音が広がりやすい場所”に移すことで、より均一に家中へ音を届けやすくなります。
中継器・無線増幅器を使う方法
無線タイプは中継器で通信が安定し、音が届きやすくなります。とくに広い家や2階建て以上の住宅では、親機と子機の間に複数の壁や階段があると電波が弱くなり、呼び出し音が途切れたり遅れたりすることがあります。中継器(中継アンテナ)を設置すれば、電波の通り道を補強することができ、通信範囲がグッと広がります。
また、中継器はコンセントに差し込むだけで使えるものも多く、専門知識がなくても簡単に導入できます。電波の弱い場所を調べながら設置位置を調整すれば、今まで届きづらかった部屋でも安定して音が聞こえるようになるためとても便利です。
音を大きくする便利アイテム紹介
チャイム音を大きくするスピーカーや、光で知らせるフラッシュライトなど便利アイテムがたくさんあります。たとえば「外付けチャイムスピーカー」は、親機と連動して大音量で知らせてくれるため、生活音の多いキッチンや子ども部屋などにも最適です。また「フラッシュライトタイプ」は、音ではなく光で来客を知らせてくれるので、赤ちゃんを寝かしつけている時間帯や、耳の聞こえにくい方にも使いやすいアイテムです。
さらに、ワイヤレスで好きな場所に置ける補助チャイムも増えており、複数の部屋で同時に来客を確認できる仕組みを手軽に作ることができます。これらのアイテムを組み合わせることで、家の構造や生活スタイルに合わせた“聞き逃さない環境”を整えることができます。
家具配置・防音カーテンによる音の通路改善
家具の位置を少し変えるだけでも、音が通りやすくなります。特に、背の高い棚や大型ソファなど“音を吸収しやすい家具”がインターホンの親機の近くにある場合、チャイム音が思っている以上に弱くなってしまうことがあります。また、壁から少し離して設置するだけでも音の抜け道が生まれ、部屋全体に音が広がりやすくなります。
防音カーテンも一見音を遮るように思えますが、窓から外へ音が逃げるのを防ぎ、室内の反響を高める効果があるため、インターホンの音が室内にとどまりやすくなります。部屋のレイアウトを少し整えるだけで改善できる場合も多いので、模様替えのついでに試してみるのもおすすめです。
生活音に紛れない工夫(家電ノイズ対策)
電子レンジやWi-Fiの位置が原因の場合、設置場所の変更が効果的です。特に、電子レンジやIHクッキングヒーターは動作中に強い電磁波を発するため、インターホンの無線通信に干渉することがあります。また、Wi-Fiルーターが親機のすぐ近くに置かれていると、同じ周波数帯の電波が重なり、呼び出し音が遅れたり不安定になるケースもあります。
Wi-Fiルーターは可能であれば床から高い位置へ移動させたり、電子レンジとは反対側の壁に配置するなど、電波干渉を避ける工夫が必要です。スマート家電やBluetoothスピーカーが多い家庭では、同時通信が発生する時間帯によって聞こえづらくなることもあるため、家電の配置を見直すことで大きく改善できる場合があります。
音がまったく聞こえないときの応急処置

今すぐ確認するべき3つのポイント
- 電源は入っている?
インターホンの親機はコンセントにつながっている場合が多く、抜けかけているだけで音が鳴らなくなることがあります。また、電源タップに複数の機器をつないでいる場合、接触不良や過負荷で電源が一時的に落ちてしまうこともあります。まずはコンセントがしっかり差し込まれているか、タップのスイッチがオンになっているかを丁寧に確認しましょう。子機の場合はバッテリー残量の低下により、わずかに電源が入っているように見えても実際には正常に動作していないケースがあります。 - 音量は上がっている?
音量設定が低すぎたり、誤ってミュートになっていると、鳴っていても聞こえません。特に最近の機種は「チャイム音量」「通話音量」「操作音量」など複数の音量設定があるため、すべての項目を確認する必要があります。部屋の環境音が大きいと、小さめの音量設定では気づけないことも多いので、いったん最大付近まで上げて試してみるのがおすすめです。 - 子機は充電されている?
ワイヤレス子機は、置いているだけで充電されているように思えても、実際には接点がズレていて充電できていないことがあります。子機の充電ランプが点灯しているか、しっかり奥まで乗っているかを確認してください。また、バッテリー自体が劣化していると短時間で電池切れを起こすため、長年使用している場合は交換も視野に入れましょう。
スマホ通知を併用する応急代替策
最近のインターホンはスマホと連動できるものも多く、聞き逃しを防げます。スマホアプリを使うことで、たとえ家の中で聞こえなくても通知で気づけるため、とても安心です。また、外出先でも来客を確認できるため、宅配便の再配達を減らしたり、防犯対策としても活用できます。
スマホ通知は電波状況に左右されるため、Wi-Fi環境が不安定な場合はモバイル通信を併用するなど、通知が届きやすい設定にしておくとさらに安心です。アプリによっては通知音が複数選べたり、バイブレーション設定が可能なものもあるため、自分にとって気づきやすいものへ変更すると聞き逃し対策がより効果的になります。
配線・子機の簡易リセット方法
説明書に沿ってリセットすると、改善することもあります。多くのインターホンには小さな「リセットボタン」があり、爪楊枝などで軽く押すことで初期状態に近い状態へ戻すことができます。リセットを行うことで、内部の軽いエラーや通信不良が解消されることがよくあります。
また、無線タイプの場合は親機と子機の再ペアリング(再登録)を行うことで、通信の遅延や途切れが改善されるケースもあります。もし説明書が手元にない場合は、メーカーサイトで型番検索をすればPDF版を確認できます。リセット後も改善しない場合は、配線そのものが劣化していたり内部パーツの故障の可能性もあるため、専門業者への相談も視野に入れておきましょう。
DIYでできるインターホンのメンテナンス

配線周りのホコリ掃除・接点クリーニング
ホコリがたまると接触不良の原因になり、音が弱くなったり途切れたりすることがあります。まずは乾いたやわらかい布やメガネ拭きなどを使い、配線の周辺や親機の通気口部分を丁寧に拭き取りましょう。綿棒を使うと細かい隙間にも届きやすく、より確実にホコリを除去できます。
また、配線付近の金属部分に軽く接点復活剤を使うと、古い機器でも改善することがあります。ただし使いすぎは逆効果になることもあるため、少量ずつ慎重に行うのがポイントです。日常的に月1回程度の簡単な掃除をするだけでも、インターホンの寿命を延ばす効果が期待できます。
湿気対策・結露の除去方法
屋外の玄関子機は湿気の影響を受けやすく、ちょっとした結露でも不調を引き起こすことがあります。まずは乾いた布でしっかり水分を拭き取り、内部に湿気がこもっていそうな場合は、風通しのよい場所で半日ほど自然乾燥させましょう。
また、梅雨時期や冬場の結露が多い季節には、防滴カバーを設置することで湿気対策に大きな効果があります。雨だれが直接かかる位置にある場合は、軒下などへ設置位置を調整するだけでも改善が見込めます。長期的には、玄関子機の周りに断熱材を入れたり、シリコンパッキンを強化することで、湿気の侵入を防ぐことも可能です。
壁掛けタイプのぐらつき補正
ネジのゆるみが音の振動を吸収してしまう場合もあります。ぐらつきがあるとスピーカーの振動がしっかり伝わらず、結果として音量が落ちたり音質が悪く聞こえたりします。まずは親機がしっかり固定されているか確認し、緩んでいるネジをゆっくり締め直してみましょう。
壁の素材によってはネジが効きにくい場合もあり、その際は大きめのアンカーを使って再固定することで安定します。また、背面に薄いクッション材を挟むと、振動が吸収されにくくなり音がクリアに聞こえるケースもあります。地震などで少しずつネジが緩むこともあるため、半年に1度程度の見直しがおすすめです。
無線タイプの通信距離を伸ばすコツ
障害物を減らし、ルーターや家電との距離を取ることが大切です。とくに無線タイプは電波の通り道がクリアであるほど通信が安定し、音も途切れにくくなります。親機と子機の間に金属ラック・大型家電・厚い壁などがある場合、それだけで通信距離が大きく縮まってしまいます。家具配置を少し変えるだけで改善することも多いため、電波の通り道を意識して配置を見直してみましょう。
また、電子レンジやWi-Fiルーターが近くにあると電波干渉が起きやすいため、できるだけ距離を離して設置するのが◎。必要に応じて中継器を追加することで、家全体に電波が届きやすくなり、2階や離れた部屋でも安定した動作が期待できます。無線インターホンの性能を最大限に活かすためにも、環境づくりはとても重要です。
マンションと戸建て|効果的な対策の違い
マンション特有の「共用部トラブル」への対処
共用部での故障は個人では対応できないため、管理会社に相談しましょう。マンションではインターホンの一部が建物全体の設備と連動していることが多く、個人では触れない部分が非常に多いのが特徴です。例えば、玄関の呼び出しボタンや配線盤、エントランスの集合インターホンなどは共用部扱いになることが多いため、住戸内の親機だけを確認しても解決しないケースがあります。
また、マンション内の別の部屋のトラブルが偶発的に影響している場合もあり、個人では判断できないことも。共用部トラブルの可能性があるときは、早めに管理会社に連絡し、状況確認や専門業者の点検手配を依頼するのが安心です。
管理会社に確認すべきポイント
どこまでが「個人負担」で、どこからが「共用部扱い」なのかを確認するとスムーズです。特に、親機の故障が個人負担になるのか、または建物設備として対応してもらえるのかはマンションごとにルールが異なります。管理規約や重要事項説明書の中に明記されていることも多いため、事前に確認しておくとトラブルを防げます。
また、配線が原因の場合は建物側の問題であることもあり、自己判断で修理を進めてしまうと後から費用が戻ってこないこともあるため注意が必要です。管理会社は過去のトラブル履歴を把握している場合も多く、スムーズな原因特定に役立ちます。
戸建ての雨水・屋外配線の劣化対策
戸建てでは、屋外の配線トラブルが原因になることが多くあります。屋外配線は雨風・直射日光・温度差などの影響を強く受けるため、想像以上に劣化が進みやすい場所です。配線カバーのひび割れや、配線同士の接続部がむき出しになっている場合は、雨水が侵入してショートすることがあります。
また、冬場は結露によって金属部分が腐食し、接触不良が起きるケースも。定期的に屋外配線をチェックし、劣化が見られたら早めに補修・交換することが大切です。とくに築年数が10年以上の戸建てでは、配線メンテナンスの有無でインターホンの寿命が大きく変わります。
戸建ては増設チャイムの自由度が高い理由
戸建ては配線ルートの制約が少なく、増設アイテムが使いやすいのがメリットです。マンションのように壁の中に複雑な共用配線が通っているケースが少ないため、必要に応じて室内外どこにでもチャイムや子機を追加しやすくなっています。ワイヤレスチャイムを増設すれば、2階・ガレージ・庭先など、離れた場所でも来客を逃さず確認できる環境を作ることが可能です。
また、戸建ては壁材が比較的薄く電波が届きやすいため、無線タイプの相性も良い傾向があります。家族の生活動線に合わせて、自由にカスタマイズできる点は戸建てならではの大きな強みです。
高齢者・子育て家庭におすすめの聞き逃し防止策
大音量チャイムの活用
高齢者の方におすすめなのが、音量調整が幅広いチャイムです。ただ大きな音が出るだけでなく、チャイム音の種類を選べたり、低音・高音の周波数を変えられるタイプもあり、耳の聞こえ方に合わせて最適な設定に調整できます。加齢によって聞こえにくい音域は人によって異なるため、自分がもっとも聞き取りやすい音色に設定できるモデルはとても便利です。
また、戸建てなど広い家では、複数の部屋にスピーカーを設置できる増設チャイムを併用することで、どこにいても聞き逃しにくい環境を整えることができます。大音量タイプは生活音が多い家庭でもしっかり聞こえるため、親御さんと離れて暮らすご家庭でも安心につながる機能です。
光や振動で知らせるタイプの導入
赤ちゃんが寝ていても音を出さずに気づけるアイテムもあります。光で知らせるフラッシュライト型は、チャイムと連動して強い光が点滅し、キッチンや洗面所など音が聞こえにくい場所でも来客に気づきやすくなります。また、スマホや腕時計などに振動で通知してくれるガジェットを活用すれば、抱っこしているときや家事中でもすぐに気づけて便利です。
聴覚に不安がある方や、日中ずっと赤ちゃんを寝かしつけている家庭では、音以外の方法で気づける“マルチ通知タイプ”を組み合わせることで、ストレスなく暮らせるようになります。
スマホ連動で不在時も安心
外出中に来客があってもスマホで確認できるため安心です。最近のインターホンはアプリと連動し、来客があるとスマホへ自動で通知してくれるため、留守番中の家族の安全確認にも役立ちます。宅配便が来たタイミングを逃さずに済むため、再配達の手間を減らすこともできます。
また、外出先でも映像を確認できるモデルなら、防犯対策としても心強く、子どもが留守番しているご家庭では特に人気です。さらに、スマホ通知は家の中でも便利で、2階や庭にいるときなどインターホンの音が届きにくい場面でも確実に気づけるので、日常生活の安心感がぐっと高まります。
修理・交換が必要なケース|見極めポイントを解説

音が完全に鳴らない・画面が映らない場合
内部基盤の故障が疑われます。とくに、親機の電源が入っているのに音も映像も反応しない場合は、内部部品が損傷している可能性が高いです。経年劣化だけでなく、雷サージ・湿気・電圧変動などが原因で基盤がダメージを受けることもあります。こうなると簡単な設定見直しでは改善しないケースが多く、専門業者による点検や部品交換が必要になります。異常が連続して起こる場合は、安全面のためにも早めに対応することをおすすめします。
基盤故障・配線断線のサイン
突然音がまったく鳴らなくなる場合は要注意です。徐々に症状が悪化するのではなく「ある日急に音が消えた」という場合は、配線の断線や基盤の致命的な故障が発生している可能性があります。また、押しても数秒遅れて鳴る・音が割れる・画面がチラつくといった症状も初期サインのひとつ。断線は見た目では分かりにくいため、屋外配線や壁内部でトラブルが起きている場合、自分で特定するのは難しいことがほとんどです。違和感があれば早めに専門業者へ相談するのが安心です。
耐用年数(10〜15年)を迎えている場合
古い型のインターホンは交換した方が早く解決することもあります。一般的にインターホンの寿命は10〜15年と言われており、この年数を超えると、内部パーツが劣化して音が弱くなったり、映像が途切れたりしやすくなります。
とくに長期間メンテナンスをしていない機種は、ちょっとした湿気や気温差でも不安定になりやすく、修理しても再発しやすい傾向があります。最新モデルは省エネ性や防犯機能も向上しているため、買い替えにより便利さや安全性が大きくアップします。
修理・交換費用の相場
簡易修理は5,000円〜、交換は2〜4万円ほどが目安です。ただし、基盤交換や屋外配線の補修が必要な場合は1〜3万円以上になることもあります。
また、モニター付きの高機能モデルへの買い替えを検討する場合は、本体価格に加えて工事費がかかるため、トータルで4〜6万円ほどになるケースもあります。マンションの場合は共用部の修理費を管理会社が負担してくれることもあるため、まずは現状を説明して確認してみるのがおすすめです。
最新インターホンへの買い替えも選択肢
録画機能付きで防犯性アップ
録画できると、留守中も安心感がぐっと高まります。最近のモデルでは高画質での録画はもちろん、動体検知機能が搭載されているものも多く、人が近づいた瞬間に自動で録画が始まるタイプもあります。
これにより、宅配の不在時はもちろん、不審者の確認や夜間の安全対策にも役立ちます。また、録画データをスマホやクラウドに保存できるモデルもあり、万が一のトラブル時にも証拠として残せる安心感があります。従来の「呼び出し音だけのインターホン」とは違い、生活全体を見守る“小さな防犯カメラ”として役立つため、買い替えの満足度が非常に高い機能のひとつです。
スマホ連動モデルのメリット
スマホで来客を確認できる便利さは、忙しい毎日の中で大きな安心につながります。外出中はもちろん、料理中や洗濯中など手が離せないときでも、スマホを見ればすぐに誰が来たのかを確認できます。アプリによっては、来客とその場で通話ができたり、録画履歴を後から見返せるものもあります。
また、スマホ通知は音だけでなく振動やポップアップ表示で知らせてくれるため、「インターホンの音そのものを聞き逃す」という問題を根本的に補完してくれる点が魅力です。さらに、家族全員のスマホにアプリを入れれば、誰でも来客をチェックできるようになり、防犯性も生活の便利さも大きく向上します。
子機を増やせるタイプなら「聞こえない問題」が根本解決
増設できる子機があるモデルなら、寝室・2階・リビングなど好きな場所に設置でき、聞こえない悩みを大幅に減らせます。ワイヤレス子機なら配線工事が不要で、電源さえあればどこにでも設置できるため、引っ越し後のレイアウト変更にも柔軟に対応できます。
また、子機ごとに音量や通知方法を変えられるモデルもあり、静かに過ごしたい寝室では控えめに、生活音が多いリビングでは大きめになど、生活スタイルに合わせて細かな調整が可能です。さらに、追加子機を家族全員の動線に合わせて配置することで、来客に気づけない状況をほぼゼロに近づけることができます。特に広い戸建てや2世帯住宅では効果が大きく、生活の快適度が大幅にアップします。
よくある質問(Q&A)でさらに疑問解消

管理会社はどこまで対応してくれる?
マンションの場合、玄関のインターホン子機や共用部の設備は管理会社が対応してくれるケースが多いです。ただし、すべてのトラブルが管理会社の管轄になるわけではなく、室内の親機や配線が原因の場合は「個人負担」になることもあります。たとえば、親機の経年劣化や子機の故障は入居者側の責任となることが一般的です。一方で、共用部に関係する配線・設備のトラブルは管理会社が手配する専門業者が対応してくれる場合が多く、費用も管理組合の積立金から賄われることがあります。
また、原因がどちらか判断できないときは、管理会社が一次調査をしてくれることもあります。そのため、異変を感じたら自己判断せず、まずは「室内側で起きているのか」「共用部トラブルの可能性があるのか」を丁寧に伝えて相談するのがおすすめです。
無線インターホンは何メートル届く?
一般的に10〜50mほどが目安ですが、壁の厚さや家の構造によって届く距離は大きく変わります。特に鉄筋コンクリート造のマンションでは電波の通りが悪く、表示上は50mとあっても実際には10m程度しか届かないケースもあります。
また、間に金属製の家具や冷蔵庫・電子レンジなどがあるだけでも電波が弱まり、通信が不安定になったり、チャイム音が遅れることもあります。
戸建ての場合は障害物が少ないため比較的届きやすい傾向がありますが、外壁材の種類や階段・廊下の構造で実際の通信距離は変わります。安定した動作を求めるなら、中継器の併用や設置場所の見直しが効果的です。
スマホ通知の遅延はある?
インターネット回線の状況によって、数秒程度遅れることがあります。Wi-Fiが混雑している時間帯や、マンションの共有回線が不安定な場合は遅延が起こりやすくなります。また、アプリの設定によってはバックグラウンド制限がかかり、通知が遅れたり届かないこともあります。
ただし、多くの家庭ではほぼ気にならないレベルの遅延で使え、宅配の受け取りや防犯用途としては十分実用的です。もし遅延が気になる場合は、スマホ側の通知設定やWi-Fiの改善、モバイル通信の併用を試すと改善する場合があります。
自分で交換しても大丈夫?
モニター付きインターホンや有線タイプは、専門知識が必要になる場合があります。配線を間違えると故障やショートの原因になり、場合によっては火災リスクにつながることもあります。特に古い住宅では配線が複雑なことも多く、DIYでの交換はハードルが高めです。
無線タイプは比較的簡単に交換できますが、それでも設定方法やペアリング作業が必要なため、機械操作に不安がある場合は専門業者への依頼がおすすめです。また、マンションの場合は「勝手に交換してはいけないタイプ」のインターホンもあるため、事前に管理会社へ確認してから作業することが大切です。
まとめ|インターホンの音が聞こえないときは原因を絞って対策しよう
インターホンの音が聞こえない原因は、設置場所や配線のゆるみ、無線の電波干渉、さらには生活音の影響や湿気による接点不良など、本当にさまざまな方向から発生する可能性があります。一見すると小さな不調に感じても、その裏側には複数の原因が重なっている場合も少なくありません。
まずは、音量設定・電池残量・配線の状態・子機の充電状況といった、ご自宅で手軽に確認できる基本のチェックから始めてみてくださいね。これらの初歩的なポイントだけで改善するケースはとても多く、「もっと早く確認しておけばよかった」という声もよく聞かれます。
もしそれでも改善しない場合は、増設チャイムや中継器の活用、スマホ連動機能の導入など、普段の暮らしに合わせたアイテムを取り入れてみるのも効果的です。また、機器そのものが古い場合や、内部パーツ・配線の劣化が疑われるときは、専門業者へ相談して点検してもらうことで、早期にトラブルを解消しやすくなります。
インターホンは、来客対応だけでなく、防犯面や日々の安心感にもつながる大切な設備です。早めに気づいて対処することで、急な不具合に悩まされることが減り、毎日をより快適に過ごすことができます。小さな違和感も放置せず、できるところから少しずつ見直してみてくださいね。

