北海道・支笏湖は、透明度の高い湖と幻想的な氷の祭典「氷濤まつり」で、冬ならではの特別な体験が楽しめるスポットです。
この記事では、ライトアップが美しい氷の芸術や、大自然の中で楽しむクリアカヤック・アイスダイビングなど、支笏湖でしか味わえない冬の魅力をご紹介します。
「冬の北海道って寒そう…」と心配な方にも安心して楽しんでいただけるよう、アクセスや防寒対策、おすすめグルメ情報もやさしく解説。
女子旅、カップル、親子連れ、一人旅まで…あなたの旅にぴったりのヒントがきっと見つかりますよ。
氷濤まつりに行くなら絶対に知っておきたいポイント
支笏湖の氷濤まつりとは?基本情報と楽しみ方
北海道・千歳市に位置する美しい湖「支笏湖(しこつこ)」では、毎年冬の風物詩として知られる「氷濤(ひょうとう)まつり」が開催されます。このイベントは、支笏湖の澄みきった水を凍らせて作られた氷のオブジェたちが並び立ち、訪れる人々にまるで別世界のような幻想的な空間を提供してくれます。
昼間は氷の彫刻が支笏湖ブルーと呼ばれる独特の青色に輝き、晴れた日には太陽の光が反射してキラキラと輝きます。夕方から夜にかけてはライトアップが施され、ピンクやオレンジ、パープルなどの色に染まる氷のオブジェが、ロマンチックな雰囲気を演出してくれます。写真映えするスポットが多く、SNSでも毎年話題になる人気のイベントです。
会場には、氷のトンネルや滑り台、展望台など遊び心をくすぐる仕掛けがいっぱい。特に女性同士の旅行やカップル、ファミリーにも好評で、「一度は見てみたい冬の絶景」として全国から観光客が訪れています。会場内には温かい飲み物や軽食の売店もあるので、寒さに備えながらゆっくり楽しめるのも嬉しいポイントです。
氷濤まつりの歴史と由来|40年以上続く冬の風物詩
この氷濤まつりが初めて開催されたのは1979年。地元の有志たちが「冬の支笏湖にも魅力を感じてもらいたい」という想いからスタートした小さなお祭りが、今では約40年以上続く冬の一大イベントに成長しました。
支笏湖は日本でも有数の透明度を誇る湖で、その澄んだ水を凍らせて作る氷の作品は、他では見られない美しさを持っています。氷の彫刻はすべて現地で人の手によって作られ、日々の気温や天候に左右されながらも完成度の高い作品が並びます。その職人技と自然が融合した芸術は、訪れた人の心をやさしく癒してくれるでしょう。
また、このイベントを通じて地域の魅力を発信し、冬の観光資源として定着させた点でも注目されています。近年では海外からの観光客にも人気が広がっており、世界中の人々に支笏湖の冬の美しさを伝える貴重なイベントとなっています。
2026年開催期間・入場料金・ライトアップ時間
2026年の氷濤まつりは、1月下旬から2月下旬にかけての約1か月間、支笏湖温泉エリアで開催される予定です。例年、開催初日にはオープニングセレモニーもあり、地元の方々による太鼓演奏や、点灯式なども行われるので、初日に訪れるのもおすすめですよ。
日中の見学は無料となっていますが、夜間のライトアップを見る場合には、環境整備協力金としておひとり様300円程度の支払いが必要になります。この協力金は、会場の安全管理や氷像の維持、ライトアップ機材の運用などに使われているとのことで、訪れる私たちの気持ちも込めて、ぜひ協力したいですね。
ライトアップの点灯時間は16時30分から20時30分ごろまで。夕暮れ時に空が徐々に染まりはじめる頃、氷のオブジェも色を変えていく様子は本当に幻想的です。青、ピンク、パープル、そしてゴールドと、まるで魔法の世界に迷い込んだかのよう。撮影タイムとしては17時頃から18時半あたりが特におすすめで、光と氷と空の色が織りなすグラデーションが美しく、インスタ映え間違いなしの時間帯です。
会場内にはちょっとした軽食ブースや温かい飲み物の販売もあるので、ホットドリンクを片手にライトアップを楽しむのも素敵な過ごし方です。また、夜は特に冷え込みが厳しいので、ダウンコートやヒートテック、手袋・帽子などの防寒対策をしっかり整えておくと安心です。
アクセス方法|車・バス・ツアーを徹底解説
札幌市内から支笏湖までは、車でおよそ1時間半の距離です。道道16号線や国道453号線を利用して、比較的スムーズにアクセスできますが、積雪の多い時期ですので、スタッドレスタイヤやチェーンの装備が必須です。
公共交通機関を使う場合は、JR千歳駅で下車し、その後、北海道中央バスの「支笏湖温泉行き」に乗り換えるのが一般的です。バスの本数は1時間に1本程度ですので、事前に時刻表をチェックしておくと安心ですよ。
また、運転が不安な方や、より効率的に観光を楽しみたい方には、日帰りバスツアーの利用も人気です。札幌駅発着のツアーや、千歳空港から出発するプランもあるので、旅行のスケジュールに合わせて選びやすいのが魅力です。
冬の観光は、移動時間や天候にも注意が必要ですが、その分だけ、支笏湖での感動は大きなものになります。交通手段をしっかり検討して、安心・安全な旅を楽しみましょう。
氷濤まつりの見どころまとめ
・氷の展望台から支笏湖を一望できる絶景ポイント
・氷の滑り台やトンネルなど、子どもも大人も楽しめる仕掛けがいっぱい
・SNSで話題のフォトジェニックな氷のアートがたくさん
・夕方からのライトアップで、幻想的でロマンチックな世界を体感
・屋台であたたかい飲み物や軽食も楽しめる
・足元は滑りやすいので、靴の滑り止め対策も忘れずに
しっかりと防寒対策をして、手袋の中にはカイロも忍ばせながら、幻想的な氷の世界を思いきり楽しんでくださいね。
氷濤まつりの防寒対策と服装チェックリスト
支笏湖の冬はどれだけ寒い?
支笏湖は北海道の中でもとくに寒さが厳しい地域のひとつとして知られています。標高はそれほど高くありませんが、周囲を山々に囲まれているため、冷たい空気が溜まりやすく、朝晩の気温差も大きくなります。1月〜2月の本格的な冬の時期には、最低気温がマイナス10度前後まで下がることも珍しくありません。ときにはマイナス15度を下回ることもあるため、寒さに慣れていない方にはかなりの冷え込みに感じられるでしょう。
そのため、防寒対策はしっかりと準備しておくことがとても大切です。見た目のおしゃれさよりも「防寒・保温性」を重視した服装選びが基本となります。また、支笏湖周辺は風が吹き抜けやすい場所でもあるので、体感温度がさらに低く感じられることもあります。肌の露出をできる限り少なくすること、風を通さない素材のアウターを選ぶことが防寒のポイントです。
おすすめの防寒アイテム
- ヒートテックやフリースなどのインナーを重ね着し、温かい空気を逃がさない工夫を
- ニット帽・手袋・マフラーは3点セットでしっかりガード。耳や首を冷やさないことが大切です
- 雪道対応の滑りにくい防寒ブーツは必須。できれば中にボアがあるタイプがベスト
- 足先やお腹、背中などに貼るカイロを数個用意しておくと、屋外でも安心です
- 特に冷えやすい方は、レッグウォーマーや腹巻きなども活用すると効果的です
「ちょっと着込みすぎかな?」と思うくらいでちょうど良いのが支笏湖の冬。とくに女性は足元や腰まわりが冷えやすいため、パンツの下にタイツや裏起毛レギンスを重ねるのもおすすめです。快適に過ごすために、重ね着で調整できるスタイルを意識してみてくださいね。
氷濤まつりの混雑・渋滞・駐車場対策
駐車場情報
会場周辺にはいくつかの有料駐車場が用意されていますが、特に土日祝日や連休期間中は、多くの観光客でにぎわうため、午前中の早い時間帯にはすでに満車になってしまうこともあります。車で訪れる予定の方は、できる限り早めに現地に到着する計画を立てておくのが安心です。可能であれば開場前の時間に到着するようにすると、よりスムーズに駐車できますよ。
駐車場の料金はおおよそ500円〜1000円前後で、時間制ではなく1日料金のところが多くなっています。ただし、近年はキャッシュレス対応の駐車場も増えてきているので、事前に支払い方法も確認しておくと安心ですね。また、一部の駐車場では夜間ライトアップ終了後の出庫時に混雑することがあるため、時間に余裕を持って行動するのがポイントです。
平日の昼間は比較的空いていて、ゆったりと散策しやすい穴場の時間帯です。また、夜のライトアップが始まる少し前の夕方も、駐車場の回転が良くなり、スムーズに駐車できることがあります。どうしても土日にしか行けない場合は、少し離れた場所に車を停めて、歩いて会場まで向かうのもひとつの手です。周辺には支笏湖温泉街の施設と提携している駐車場もあるので、事前に調べておくと選択肢が広がります。
混雑回避のコツ
- 開場直後の午前中に訪れると空いていて撮影もしやすいです
- 平日は人出が少なく、静かな雰囲気を楽しめます
- 観光バスや宿泊施設の送迎を活用すると駐車の心配が減ります
- 少し離れた駐車場を利用し、軽い散策を楽しみながら歩くのもおすすめです
混雑を避けて、時間にも気持ちにも余裕を持ちながら、氷の世界と支笏湖の景観をゆっくり味わってくださいね。
支笏湖で体験できる冬のアクティビティ
クリアカヤック体験
支笏湖の冬限定アクティビティとして特に人気が高いのが「クリアカヤック」です。カヤックの底が透明になっているため、まるで水の上を浮かんでいるような不思議な感覚が味わえます。湖の中の石や魚、さらには水草の様子までしっかりと見えるほどの透明度で、自然と一体になれる体験が魅力です。
冬の支笏湖はとても静かで、風がない日は湖面が鏡のように穏やか。そんな中をスーッと進んでいく感覚は、まさに非日常。聞こえてくるのは自分のパドルを漕ぐ音と、鳥のさえずり、そして自然の静けさだけ。心がスーッとほどけていくような癒しの時間を過ごすことができます。
さらに、雪が降ったあとのカヤック体験はまた格別です。木々に積もった雪が湖に映り込み、まるで水墨画のような世界が広がります。晴れた日には遠くの山々が白く輝き、写真を撮る手が止まらなくなるほどの絶景が待っています。
クリアカヤックは初心者の方にも安心して楽しめるよう、経験豊富なガイドさんがしっかりとサポートしてくれます。乗り方やパドルの使い方なども丁寧に教えてくれるので、「カヤックなんて初めてで不安…」という方でも心配いりません。ライフジャケットも着用するので安全面もばっちりです。
カップルで並んで乗れば、いつもとは違う特別な時間を共有できますし、女子旅や親子での参加も大人気。クリアカヤックは支笏湖の魅力を五感で感じられる、冬ならではの素晴らしい体験です。
冬のダイビング体験
「冬にダイビング!?」と驚く方も多いかもしれませんが、実は支笏湖は日本でも有数の透明度を誇る湖。その美しさが最も際立つのが、空気が澄んで水が静まる冬の季節なのです。
ダイビングにはドライスーツを使用するため、水の冷たさを直接感じることはほとんどありません。インストラクターが装着の仕方や呼吸のコツを丁寧に教えてくれるので、ダイビング初心者の方でも安心してチャレンジできます。
水中に入ると、陸上とはまったく違う世界が広がります。水中から見上げる氷や雪の光のゆらめき、底に沈んだ丸い石、時には魚が泳ぐ姿も見られます。その幻想的な光景は、まさに「水中の別世界」。
カヤックとはまた違った視点で支笏湖の自然を感じられる冬のダイビングは、非日常を味わいたい方にぴったり。特に自然が好きな方、静かな場所で心をリセットしたい方にはとてもおすすめです。
オーシャンデイズで楽しむアクティビティの魅力
支笏湖で冬のアクティビティを安心・安全に体験したい方にぴったりなのが、「オーシャンデイズ」というアウトドア体験会社です。支笏湖の自然と調和しながら、初心者でも楽しめるような豊富なプランが用意されています。
まず魅力的なのが、経験豊富なインストラクターがしっかりと同行してくれること。カヤックやダイビングが初めてという方でも、事前のレクチャーや丁寧なサポートがあるので安心して参加できます。特に女性やお子さん連れの方にも配慮されたガイドの姿勢は、口コミでも高く評価されています。
また、オーシャンデイズでは女性に嬉しい気配りが細やか。たとえば更衣室の設備がきれいだったり、ドライヤーやアメニティが揃っていたりと、アウトドアに不慣れな方でも快適に過ごせるよう工夫されています。スタッフの皆さんの対応もとてもフレンドリーで、リラックスした雰囲気の中で体験できるのも大きな魅力です。
さらに、写真撮影サービス付きのプランも人気。アクティビティ中の自然な表情や美しい風景をプロのように撮ってくれるので、SNS映えする写真が残せます。「自分たちだけでは撮れない角度からの写真がもらえてうれしかった」「思い出が形に残って満足」という声も多数寄せられています。
予約は公式サイトから24時間対応でネット予約が可能。空きがあれば当日の参加も受け付けてくれますが、人気の時間帯はすぐに埋まってしまうこともあるので、なるべく早めに申し込むのがベストです。
利用者の口コミでは、「丁寧で親切な案内がありがたかった」「寒くても安心して楽しめた」「また体験したい」といった好意的なコメントが多く、初めての人にも自信を持っておすすめできるサービスです。
支笏湖で特別な冬の思い出をつくるなら、オーシャンデイズは間違いない選択肢ですよ。
モデルコースで支笏湖を満喫!
日帰りプラン(札幌発)
- 9:00 札幌出発(朝は早めに出発して渋滞を回避)
- 10:30 支笏湖到着 → 氷濤まつり観覧(展望台や氷のトンネルを巡って幻想的な世界を体感)
- 12:00 温泉街でランチ(名物の味噌ラーメンや地元食材の定食を堪能)
- 13:30 クリアカヤック体験(透明な湖面の上をゆったりクルーズ)
- 14:30 終了後は温泉足湯や売店でご当地お土産探し
- 15:30 カフェで休憩&買い物(支笏湖名物プリンやソフトクリームも人気)
- 16:30 ライトアップ鑑賞(ロマンチックな氷のイルミネーションをゆっくり楽しむ)
- 18:00 帰路へ(途中で温かい飲み物を買って帰りのドライブを快適に)
宿泊プラン(1泊2日)
- 1日目:午前中に札幌出発 → 支笏湖氷濤まつり観光 → 温泉街でのんびりランチ → 丸駒温泉宿泊(夕食は地元の旬の料理を堪能、露天風呂で絶景を満喫)
- 2日目:朝食後にクリアカヤックまたはダイビング体験 → 終了後は支笏湖周辺の自然散策(苔の洞門や恵庭渓谷など) → 道の駅やカフェでお土産&スイーツタイム → 札幌方面へ帰路
支笏湖周辺のおすすめグルメと立ち寄りスポット
- 地元の新鮮な食材をふんだんに使った「味噌ラーメン」や「山菜そば」は、寒い冬に体の芯から温まる絶品メニューです。特に、支笏湖温泉街周辺の食堂やドライブインでは、地元野菜やキノコを使った素朴で味わい深い料理が楽しめます。雪景色を眺めながらのランチは格別ですよ。
- スイーツも見逃せません。支笏湖名物の「天然水プリン」や「濃厚ソフトクリーム」は、食後のデザートにぴったり。支笏湖の名水を活かしたスイーツはどれもまろやかで、コクがあるのに後味はすっきり。お土産にも人気の瓶入りプリンは、持ち帰ってもその美味しさを楽しめます。
- 日帰り入浴が楽しめる「丸駒温泉」や「支笏湖温泉」は、観光やアクティビティで冷えた身体を癒すのにぴったり。露天風呂からは支笏湖の湖面や雪景色が広がり、思わずため息が出るような絶景が広がります。源泉かけ流しのお湯で、肌もしっとりすべすべに。
- 自然好きな方には、冬でも楽しめる「恵庭渓谷」や「美笛峠」などの絶景スポットもおすすめです。白く凍った滝や雪に包まれた森を散策すると、まるで絵本の中に入り込んだかのような気分に。道が凍結していることもあるため、防寒&滑り止め対策を万全にして訪れましょう。
グルメ・温泉・自然が一度に楽しめるのが、支笏湖エリアの魅力です。立ち寄りスポットをうまく組み合わせて、思い出に残る旅にしてくださいね。
よくある質問Q&A
Q:子ども連れでも楽しめる?
A:はい、もちろん楽しめます!会場内には小さなお子様向けの氷の滑り台や、親子で一緒に撮影できる記念撮影コーナーなどがあり、ご家族で訪れる方にも大人気です。お子様が夢中になるようなカラフルな氷のオブジェや、雪の迷路のようなトンネルもあるので、まるで雪と氷のテーマパークのような感覚で楽しめます。
ただし、気温はかなり低いため、特に小さなお子様にはしっかりとした防寒対策を行いましょう。耳当てや手袋、ネックウォーマー、厚手のタイツやインナーなどを組み合わせ、体温をしっかりキープしてください。ベビーカーを使用する方は、タイヤが雪で滑りやすくなるため、抱っこひもなども併用すると安心です。
Q:カメラやスマホは凍る?
A:はい、極寒の環境下ではバッテリーの消耗が非常に早くなるため注意が必要です。特にスマートフォンは気温が低いと突然電源が落ちてしまうこともあります。撮影する前にあらかじめ暖かい場所で機器を温めておくことや、使わない時間はポケットに入れてカイロと一緒に保温しておくのがおすすめです。
また、手袋をつけたままでスマホ操作ができるタッチ対応のグローブも持参すると便利です。万が一に備えてモバイルバッテリーを持っておくと安心ですよ。氷像の美しさをしっかり撮影できるよう、準備は万全にしておきましょう。
Q:アクティビティに1人でも参加できる?
A:もちろんOKです!オーシャンデイズでは、おひとり様での参加も大歓迎されています。一人旅で訪れる方も多く、実際に「ひとり参加だったけれど、ガイドさんが親切で安心だった」「同じく一人で参加していた方と自然と会話できた」などの声も寄せられています。
アクティビティ中はガイドがしっかりとサポートしてくれるので、初心者の方でも不安なく楽しめますし、少人数制のため落ち着いた雰囲気でじっくり体験できます。カヤックやダイビングで、自分だけの特別な時間をゆっくり味わえるのは、一人参加ならではの魅力です。
実際に行ってわかった感動エピソード
「ライトアップがすごく綺麗で涙が出そうになった」「カヤックで湖面に映る空を見て癒された」など、訪れた方の声には感動がたくさん詰まっています。幻想的な風景に包まれたあの瞬間、現実を忘れて心がスーッと軽くなったという体験談も多く寄せられています。
ある女性のグループは、女子旅で訪れた際に「こんなにきれいな氷の世界を見たのは初めて」と声をそろえて言っていたそうです。日常ではなかなか味わえない自然美に、みんなが笑顔になれたとのこと。また、親子で訪れたファミリーは、お子さんが氷の滑り台に大はしゃぎし、大人も童心に返って楽しめたという微笑ましいエピソードを語ってくれました。
カップルで訪れた方々からは「ライトアップを背景に手をつないで歩くだけで、特別な思い出になった」「氷の前で撮ったツーショット写真が宝物になった」という感想も。寒さの中だからこそ、心の温かさが引き立ち、より深い絆を感じられる時間になるようです。
また、ひとり旅で参加された方も「静かな氷の世界をひとりで歩くことで、自分自身と向き合えた」と語っていました。賑やかな観光地とはまた違った、心にそっと寄り添ってくれるような魅力が支笏湖にはあります。
女子旅・親子旅・カップル旅、そして一人旅。それぞれに違ったスタイルで訪れても、心を動かす瞬間に出会えるのが、支笏湖の氷濤まつりと冬のアクティビティの大きな魅力ですね。
氷濤まつりでよくある失敗とその対策
氷濤まつりはとても魅力的なイベントですが、冬の屋外イベントならではの落とし穴もいくつか存在します。事前に知っておくことで、より快適で思い出深い体験にできますよ。
- 寒さを甘く見て防寒不足 → 氷濤まつりの会場は氷点下の日が続く真冬。気温はマイナス10℃以下になることも珍しくありません。「そんなに長時間外にいないから大丈夫」と油断して薄着で来場すると、体が冷え切って楽しめないどころか、体調を崩す原因にもなります。ダウンコート・マフラー・耳あて・手袋・ヒートテック・使い捨てカイロなど、万全の防寒装備で臨みましょう。
- 駐車場が満車で入れない → 特に週末や祝日、ライトアップ時間帯には来場者が集中し、周辺の駐車場がすぐ満車になってしまいます。「まだ時間に余裕があるから大丈夫」と思って出発を遅らせると、結果的に長時間待たされたり、遠方に駐車せざるを得ない事態も。おすすめは午前中の早い時間に現地入りすること。もしくは、送迎バス付きのツアーや公共交通機関を使うとより安心です。
- 足元が滑って転倒する → 氷濤まつりの会場内は凍結した路面や雪道が多く、歩く場所によってはかなり滑りやすくなっています。ヒールのあるブーツや革靴などでは危険です。防寒だけでなく、防滑性のある靴(スノーブーツや滑り止め装着)を選びましょう。万が一に備えて、携帯用の滑り止めスパイクを持っておくのもおすすめです。
- カメラやスマホのバッテリー切れ → 冬の屋外ではスマートフォンやカメラのバッテリー消耗が非常に早いです。思い出の写真を撮ろうとした時に電源が落ちてしまうことも…。事前にフル充電しておくのはもちろん、モバイルバッテリーや防寒ケースも用意しておきましょう。写真撮影が主目的の方は特に注意したいポイントです。
- 道に迷ったり、情報不足で損をする → 会場の出入口や氷像の見どころ、ライトアップの時間などを知らずに行くと、効率よく回れずに見逃してしまうことも。事前に公式サイトでマップやイベントスケジュールをチェックし、自分の動線をイメージしておくと◎。
このように、ちょっとした準備をしておくだけで、当日の満足度が大きく変わります。寒さ対策・時間管理・持ち物チェックをしっかり行って、最高の氷濤まつり体験を楽しんでくださいね。
まとめ|支笏湖の冬は“氷と癒し”の宝箱
氷濤まつりの幻想的な風景と、透明な湖でのアクティビティ。両方を楽しむことで、支笏湖の冬を心から味わうことができます。
「寒いからこそ、美しい」そんな世界をぜひ体験してみてくださいね。