在宅ワークやリモート授業が増えた今、気になるのが「ネット配線のごちゃごちゃ」。気がついたらデスクの下がケーブルだらけ…なんてこと、ありませんか？
でも大丈夫♪ 少しの工夫と収納グッズで、配線周りは驚くほどスッキリ整います。この記事では、初心者さんでも取り入れやすい5つの整理術と、おすすめグッズ、すぐに実践できる4ステップを、やさしくご紹介します。
見た目が整うだけでなく、安全性や掃除のしやすさもアップ。毎日の暮らしがちょっと快適になりますよ♪
ネット配線がごちゃつく原因をまず理解しよう
なぜネット配線はすぐに乱れるのか？
ネット配線って、気がついたらあっという間にごちゃごちゃになってしまいますよね。その主な原因のひとつは、「とりあえず繋いでそのまま放置」してしまうことにあります。急いで接続したまま見直さないと、使っていないケーブルや、長さがバラバラなコードが自然と絡まってしまい、気づけば見た目も悪くなっている…という状態に。
しかも、ケーブル同士が絡んでいると、いざという時に抜き差しがしづらかったり、掃除のときにストレスを感じたりします。さらに、ケーブルがどこにつながっているのか分かりにくくなるため、トラブル対応にも時間がかかることも。
家庭やオフィスで特に散らかりやすい場所とは
特に散らかりやすいのは、リビングのテレビ裏やAV機器の周辺、パソコンのデスク周り、そしてWi-FiルーターやONUの周辺など、複数の電源コードやLANケーブルが集中する場所です。これらの場所では、HDMIケーブルや充電ケーブル、USBコードなど種類の異なるケーブルが混在していることが多く、ちょっとした移動や模様替えのたびに絡まってしまいます。
さらに、これらの場所は家具の裏や狭いスペースに設置されていることが多く、掃除がしにくいため、ほこりも溜まりやすくなってしまうのです。見た目のごちゃつきだけでなく、衛生面や安全面でも対策が必要なんです。
ネット配線をスッキリさせる5つの整理・収納テクニック
ケーブルの長さを適正化する
LANケーブルや電源コードが長すぎると、床に余った部分が溜まり、ほこりの原因にもなってしまいます。まずは配線の長さを見直し、必要最小限の長さのものに変更してみましょう。短めのケーブルに変えるだけで、配線周りの印象がガラリと変わり、驚くほどスッキリして見えます。また、長さが足りない部分には延長コードを使うのではなく、適切な長さの新しいコードに交換するのがおすすめです。
ケーブルをまとめて固定する
見た目がごちゃついて見える一番の原因は、ケーブルがバラバラに垂れ下がっていること。そんなときは、面ファスナーや結束バンドを使って、ケーブルを1本の束にまとめてあげましょう。床にだら〜んと垂れているコードも、これだけでしっかり整理整頓された印象になります。さらに、ケーブルの種類ごとに色分けしたバンドを使うと、配線の識別もしやすくなって便利です。
電源タップを厳選して増殖を防ぐ
必要以上に電源タップがあると、差込口が増えることでついついケーブルが増殖してしまいます。USBポート付きや個別スイッチ付きなど、機能をまとめたタイプの電源タップを選ぶと、スペースの無駄がなくなりスッキリ収納に近づきます。置き場所に合わせて、横型・縦型などの形状を選ぶのもポイント。配線の動線も考えながら、使いやすさと美しさを両立させましょう。
ルーターやONUを収納ケースにまとめる
Wi-Fiルーターやモデム、ONUなどのネット機器は、そのままむき出しにしておくと生活感が出てしまいます。専用の収納ボックスにまとめて入れるだけで、見た目がかなり整いますよ。木目調や白を基調にしたデザインなど、インテリアに合うものを選べばさらに◎。ただし、熱がこもらないように、通気性に優れた素材や構造を選ぶことが大切です。収納しながらも、熱対策やメンテナンスのしやすさにも目を向けましょう。
「隠す収納」で見た目を整える
「見せない工夫」を取り入れると、お部屋が一気に垢抜けた印象になります。たとえば、コードを壁に沿って配線カバーで隠したり、家具の裏に這わせるなどの方法が効果的です。ナチュラルカラーやモノトーンの配線カバーを選べば、インテリアの雰囲気も壊しません。さらに、ボックスやバスケットを使って電源周りをまるごと隠すと、視界から配線が消えてお部屋全体がすっきり見えるようになります。
実際に役立つネット配線整理アイテム7選
ケーブル収納ボックスで配線を隠す
電源タップや複数のコードを丸ごと収納できるケーブルボックスは、見た目の美しさと安全性を両立してくれる優秀アイテム。デザイン性の高い木製やナチュラルカラーのものを選べば、生活感を隠しながらインテリアにもなじみます。また、ホコリがたまりやすいコンセント周りを覆うことで、掃除もしやすくなり、火災リスクの低減にもつながります。
面ファスナーでケーブルを束ねる
繰り返し使える面ファスナーは、コストパフォーマンスに優れたケーブル整理の定番アイテム。ケーブルの本数が多い家庭やオフィスでも、簡単にすっきりまとめることができます。さらに、色や柄を使い分けて分類すれば、どのコードがどこにつながっているのかが一目で分かり、メンテナンスや模様替えのときにもとても便利です。
ケーブルクリップでデスク裏を整える
小さなクリップながら、実力派の整理アイテム。机の裏や横に貼るだけで、ケーブルをしっかりガイドしてくれます。ぶら下がっていたコードが固定されることで、掃除中に引っかかったり、見た目が乱れたりするのを防いでくれます。滑り止め加工がされたタイプや、複数本のコードを通せる大きめタイプもあるので、使う場所に合わせて選ぶと◎。
ケーブルホルダーで抜き差しをスマートに
スマホやタブレットの充電ケーブルなど、使用頻度の高いコードは、机上にホルダーで固定しておくととても便利。ホルダーに挿しておくことで、毎回ケーブルを探す手間が省け、使いたいときにサッと接続できます。デスクの上がすっきり整うだけでなく、作業のストレスも減り、集中力アップにもつながります。
短いLANケーブルで見た目を改善
LANケーブルは、無駄に長いとどうしても配線がダラッとたるみ、見た目の雑然とした印象につながります。そこで、必要な長さに応じて短めのLANケーブルに変えてみましょう。ケーブルがスッキリ収まるだけでなく、からまりにくくなることで、配線トラブルや抜き差しのしにくさも軽減されます。特に、Wi-Fiルーターやパソコン周辺など、スペースが限られている場所では、短いケーブルの導入が効果的。デザイン性の高いカラーケーブルを使えば、インテリアの一部としても楽しめますよ。
USB付き電源タップで電源周りをスッキリ
USBポートが一体となった電源タップは、スマホやタブレットなどの充電器を別に用意する必要がなく、コンセント周りが劇的にスッキリします。USBポート数や出力のタイプが選べる製品も多く、使用機器に合わせて最適なタップを選ぶことで、より快適な配線環境を実現できます。また、スリムな縦型タイプや壁掛け対応のモデルを使えば、省スペース化がさらに進み、見た目にも整った印象に。
収納グッズを活用した配線の「見せない化」
配線の「見せない化」には、100均などで手に入る収納グッズやケーブルカバーの活用がとても有効です。たとえば、ファイルボックスの中に電源タップを隠したり、カゴの中にケーブルをまとめて収納したりといった工夫で、生活感を一気に払拭できます。また、配線カバーを使えば、壁沿いにケーブルを這わせながら自然に隠すことが可能です。最近ではデザイン性の高いカバーも増えており、お部屋の雰囲気に合わせたコーディネートも楽しめます。
今日からできる！ネット配線整理の4ステップ
ステップ1：ケーブルを「見える化」して把握する
まずは配線をすべて確認して、どれが何のコードかをしっかりチェックしましょう。見慣れてしまっている配線も、あらためて目にすると意外と不要なものが混ざっていることも。コードの両端にラベルをつけておくと、あとから見たときに迷わずに済みますよ。市販のラベルシールのほか、マスキングテープでも代用可能です。
ステップ2：不要・長すぎるケーブルを見直す
「いつか使うかも」と保管していたケーブル、実はずっと使っていないかも。不要なケーブルは思い切って処分し、長すぎるケーブルは必要な長さに調整したり、短いものに買い替えるのもひとつの手です。特にLANケーブルや電源コードは、長さを揃えるだけでスッキリ感がアップしますよ。
ステップ3：まとめる・隠すでスッキリ見せる
配線をまとめて束ねるだけでも、空間の印象は大きく変わります。デスク裏やテレビ台の裏側、ルーター周辺など、目につきにくい場所にケーブル収納グッズを設置してみましょう。ケーブルボックスや収納ケースを活用すれば、ホコリ対策にもなって一石二鳥。見た目の清潔感がグッとアップします。
ステップ4：定期的に見直してキレイを維持する
せっかく整理しても、そのままではまたすぐに乱れてしまいます。月に1回程度、配線の状態を見直す習慣をつけましょう。「新しく追加した機器のコードが出しっぱなし」「まとめたつもりのケーブルがほどけてきた」など、小さな見直しが美しい配線環境を保つコツです。
ネット配線整理のコツと注意点
火災リスクを防ぐための安全な配線管理
配線が密集していると、熱がこもりやすくなり、最悪の場合は火災の原因になってしまうこともあります。特に電源タップを何個も連結するような「タコ足配線」はとても危険です。電源周りには十分なスペースを確保し、配線が過度に重ならないようにレイアウトを工夫しましょう。また、コンセントやタップの定期的な点検も安全対策のひとつです。
掃除のしやすさを意識した配置の工夫
床にケーブルが散らばっていると、掃除機が絡んだり、ホコリが溜まりやすくなったりして、お掃除のたびにストレスに。そこで、コードを壁に沿ってまとめる、あるいはケーブルホルダーを使ってデスク裏に固定するなどの対策がおすすめです。浮かせる収納を取り入れると、フローリングの拭き掃除もラクになりますし、見た目もスッキリしますよ。
インテリアになじむ配線デザインの考え方
配線といえば「隠す」ものというイメージが強いですが、最近ではおしゃれなケーブルカバーや配線グッズも豊富に登場しています。白・黒・グレーなどの無彩色を選ぶことで、ナチュラルやモダンなインテリアにも違和感なく馴染みます。木目調のカバーを取り入れると、北欧風のお部屋とも相性抜群。配線を「見せない」のではなく、「魅せる」ことで、空間全体がぐっと洗練されます。
まとめ｜ネット配線を整えると部屋も気分もスッキリ
ネット配線を整えることで、見た目もすっきりし、作業効率も格段にアップします。つまずいたり掃除がしにくかったりといった日々のプチストレスもぐんと減り、暮らしやすさを実感できるはずです。さらに、整理整頓が行き届いた空間は気持ちにも余裕が生まれ、家で過ごす時間がより心地よくなります。
「全部キレイにしよう！」と気負わず、まずは「1か所だけ」から始めてみるのがコツ。たとえば、リビングのテレビ裏やデスクの足元など、よく目にする場所から手をつけると、効果を実感しやすくモチベーションも上がります。配線の整理は、見た目だけでなく安全面や使い勝手にも直結する大切なこと。ぜひ今日から、できるところからスタートして、スッキリ快適な空間づくりを楽しんでみてくださいね。
